バリュー株物色が強まる動きから投資妙味
鋳造機械の最大手であり、収益柱として利益率の高い表面処理も手がける。自動車はじめ造船・航空・鉄道・鉄鋼といった重厚長大産業の鋳造設備ほか、電子部品向けには表面処理加工で対応し幅広い産業との係わり合いを持つ。鋳造設備はアジア圏中心に国内外納入し、海外売上比率は44%。
業績面においては5/12に前期本決算を発表、売上高は6.7%減収、営業利益は15.3%減益に留まったが、受注残の減少から今期は大幅な減収と利益面は赤字転落の見通しとなっている。主力の鋳造分野・表面処理分野・特機分野の落ち込みが大きい一方で、環境分野・搬送分野が改善していることは見どころとなりそうである。
株価は3/17安値615円を底値にして3/27には大きく買い戻される動きを見せたが、その後は冴えない下値もみ合いを続けてきた。足元でようやく75日移動平均線をクリアして戻り高値を試す動きが強まってきており、市場のバリュー株選好の物色もふまえると、足元の業績は目を瞑って強気に転じていきたいところだ。
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