シルバーエッグ・テクノロジー（3961）
ECサイトなどにAI（人工知能）を利用したウェブマーケティングサービスを提供。EC市場は巣ごもり消費の恩恵があったためコロナ禍の打撃が軽く、同社にとっても追い風になっているようだ。1Q時点で経常利益が上期計画を大幅に超過しており、業績上振れの可能性が高まっている。5月末の1Q決算発表で業績拡大が鮮明となったことで株価は急上昇したが現状は押し目を作ってのもみ合い。日柄調整が済み売り物も出尽くし、一段高の高値奪回が期待できそうだ。

ジオスター（5282）
建設用コンクリート製品大手。リニア中央新幹線や国土強靭化に向けたインフラ整備に貢献している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月にリニアの一部の工事が中断されていたが既に工事は再開している。最近ではコロナ関連ばかりが物色され国土強靭化関連は蚊帳の外であったが、ここに来てチャート形状は好形に変化。一目均衡では雲を突破し、先行スパン1が先行スパン2を下から上抜けトレンド転換の様相を呈している。出遅れ感のある銘柄として注目。

ITメディア（2148）
ソフトバンクグループ傘下でITニュースサイト運営による広告収入が柱。コロナ禍で展示会やセミナーなどのイベントの中止が相次ぐ中、イベントをネット上で開催できるサービス「バーチャルイベント」「バーチャルショールーム」「LIVE オンラインセミナー」などを手掛けている。講演動画の掲載や資料配布など、実際のイベントコンテンツをオンラインで提供でき、会場費や人件費などのコスト削減にも繋がり企業からの引き合いが高まっているようだ。オンラインイベント関連として頭角を現し株価は年初来高値更新が続いている。withコロナ銘柄として順張りで狙ってみたい。