調整一巡で押し目買い好機
生産設備のエンジニアリング会社で自動車や半導体、家電、産業用ロボットといった企業の設備投資需要に応える。中国経済の減速影響は大きいとみられるものの、足元では半導体に続いてパネル製造装置などの需要も回復してきている中、生産活動再開への期待が大きい。
業績面においては5/14に本決算を発表、前期実績は売上高15.1%減収、営業利益56.2%減益で大きな落ち込みになった。ただ事前の下方修正した計画ほどではなく、期末1-3月は前期比横ばいレベルにまで改善したことで、シクリカルな回復期に入ったとみてよさそうだ。
株価は3/17安値3505円を起点に回復基調を辿り、上記決算通過後に一段高となった。戻り高値6550円まで上値を伸ばしたものの、結果的に200日移動平均線の水準をキープすることは出来ずに短期的な調整局面を迎えている。決算発表前後の水準まで往って来いとなったことで調整にも一巡感が漂っており、トレンド転換を見越して5500円付近を狙っていきたい。
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