根強い成長期待を背景に底堅く推移
小売・物流業務の一括受託(3PL)を主軸とし、低温食品物流に強みを持っている。宅配は「桃太郎便」ブランドで全国にまたがる事業拠点を有する。EC関連の物流が増加するほか、医薬医療物流にも強みを持っており高成長が続く。
業績面においては5/11に前期実績を発表し、売上高は14.9%増収、営業利益は23.7%増益と堅調推移。成長著しいEC市場の需要増に加えて同社の強みでもある低温食品物流を軸とした食品物流も着実増で事業拡大傾向が続く。今期ガイダンスでは売上高1000億円目標とし、増収増益基調を維持する計画を打ち出した。
株価は3/13安値1591円まで売り込まれる場面がみられたが、持ち直しが早くすぐさま上昇トレンドに回帰。5月には3435円まで上値を伸ばして上場来高値を更新するなど投資家期待の高さは変わっていない。上記決算発表後は材料出尽くしで売られたものの下値は限定的で、今後も成長期待を背景に底堅く推移すると予想される。
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