底堅い足取りから決算通過後の一段高に期待
IPミドルウェア「KASAGO」シリーズをはじめ通信ミドルウェア製品に実績を有するソフト開発会社で、半導体製造装置向けソフトやネットワークカメラ向けミドルウェア製品なども手掛ける。図研に傘下入りしルネサスエレクトロニクスなどと共同で車載用ミドルウェアの開発を進めるなどアライアンスも加速。
業績面においては5/11に本決算を発表、前期実績は売上高10.8%減収、営業利益は93.6%減益と大幅となったが、元より利益水準は低いため変化率が大きくなりやすい。ただ、引き合いの強い車載通信分野を中心にFA新製品投入で産業分野に広く進出を図るほか、組込領域以外にもストリーミング技術の強みを活かし監視システム分野における需要増に応えるといった点も強み。引き続き堅調が見込めるIPセキュリティ分野向け製品を軸に、利益率の高いパッケージ製品の拡販に期待。
株価は3/13に安値180円をつけた後、徐々に回復の足取りを強めながらコロナショック以前の水準を回復。6/15には急伸から年初来高値を更新、高値418円をつけて現在は調整もほどほどに保ち合いを続けている。次回8/5に第1Q決算を控えている中、前年同期の利益水準も落ち込んだためハードルは低い。1-3月期の業績水準を維持できるようであれば再び年初来高値更新の動きから一段高も期待できよう。
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