決算後の悪材料出尽くし反騰に期待十分
小径を得意とする切削工具エンドミルの大手企業で、「NS TOOL」ブランドで知られる製品群は金属から小さな部品や金型を削り出す超精密加工で用いられる。ガラケーからスマートフォン、自動車電装化といった需要の変化に対応、自社設計・開発した製造装置は完全自動化や高品質連続生産が可能としたことが強みで、競合との差別化につなげている。
業績面においては7/31に第1Q決算発表を行い、売上高は21.6%減収、営業利益は53.3%減益と落ち込み、あわせて上期業績予想を打ち出し工具需要の低迷と生産調整における原価率上昇を理由に挙げつつ7-9月期は赤字計上の計画としている。しかし、足元の景況感からはあまりに保守的な見方であると考えるとともに、10/30予定の中間決算に注目したい。
株価は3/17安値1844円を叩いた後に比較的早期の値戻しがみられ、5月時点でコロナショック以前の水準まで回復。しかし、そのまま上値を伸ばす動きにはつながることなく、上記1Q決算発表以降では上期の低迷が続く見通しであることが嫌気され、下値模索の展開が続いている。足元では株価および日柄の調整にも一巡感が出てきており、目先10/30の中間決算で悪材料出尽くしと捉えられる内容であれば見直し買いから水準訂正も一気に進むものとみる。
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