【続・緊急フォロー】意外な数値ながらむしろ納得の東証集計:短期調整と見る
先ほど本日の空売り比率がJPX日本取引所グループから発表されました。
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/short-selling/index.html
まず、もっとも興味深いのは、空売り比率そのものではなく、
「本日の日経平均1000円下げの局面において、売買代金に占める売り実注文は半分以下の49.8%だった」という点です。
逆に、先週の金曜日、市場関係者が一様に「体感が悪い」と感じた日の売り実注文の比率は60.8%でした。
空売り比率は金曜日の39.2%から、本日は一気に50.2%まで上昇しております。
これらの数値が何を意味するのか、会員の皆様方には既にお判りの事と存じます。
示唆するところは、「短期の売られ過ぎサイン」です。
今週いっぱいくらいジワジワと下落が続く展開も覚悟していましたが、本日の集計内容を見る限り、明日、明後日あたりまで本日の大幅下げの「余波」は続いても、時間軸的には早めの調整終了と推察致します。
執筆:木村泰章
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