好材料発生により急動意の銘柄など
国内外で、ウェブを利用した中古品等売買ビジネスを手掛ける。この売買で発生したお金を効率的に決済するという発想から、「メルペイ」という電子決済サービスが生まれた。23日引け後に発表された業績予想の上方修正が好感され、本日前場の株価は窓を開け急伸。上値抵抗として意識されていた節目5500円をクリアしており、3月初旬からのもみ合い商状から脱却できるか期待がかかる。
ティアンドエス(4055)
アプリ開発やインフラ構築などの事業、半導体に関連する事業、アルゴリズム研究開発支援などを手掛ける先進技術の事業を展開。23日には、5月20日付でAIやアルゴリズム研究に関わる大手プログラムに参加したことを発表。これが好感され、本日前場の株価は大幅高となっている。心理的節目4000円や、抵抗線だった25日線をクリアしており、4月高値を起点とした下降トレンドの転換が意識される。ただ4月の上値を抑えていた100日線周辺で本日も上値を抑えられており、直近目先の課題は100日線の突破かと思われる。
IMV(7760)
振動試験装置メーカー。その知見を活かしたソリューションビジネスも行っており、今後は「単なるモノ売りビジネスからの脱却」を目指す。近年のEV転換の風潮から、同社のEVテストビジネスが今後の収益拡大の手掛かりになるという思惑が働き、株価は18日から連騰。23日は高値警戒感により売られたが、本日前場はきのうの陰線を吸収する動きを見せている。力強い株価の動きに加え、業績拡大も見込めることから今後もマークしておきたい。
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