国内株式市況。
　 　
本日の、国内株式市場は、朝方は米国株高を好感し、ＣＭＥの日経平均先物に鞘寄せする形で高く始まったものの、買いが一巡後は、高値警戒感から利食い売りに押される展開となり一時、マイナスになる場面もあった。
前日引値を下回る局面では、押し目買いも入り、小幅高で取引を終了した。

日経平均株価は、前日比、8.16円高の、12607.59円と反発。
ＴＯＰＩＸは、前日比、0.77ポイント安の、1285.52ポイントと続落。

このところ、立会外取引が活発に行われているようだ。
推測だが、個別銘柄では、鉄鋼や銀行等を中心に機関投資家からの売りがでている一方で、ＥＴＦ（ＴＯＰＩＸ・225型とも）は、先高感から買われているようだ。

業種別指数は、33業種中、12業種が上昇。
ＮＴＴ（9432）・ＮＴＴドコモ（9437）・テレビ東京（9411）の情報・通信業が値上がり率1位。
三共（4501）・武田（4502）・アステラス（4503）の医薬品が同2位。
輸送用機器、ゴム製品、電気製品もしっかり。

半面、新日石（5001）・昭和シェル（5002）の石油・石炭製品が値下がり率1位。
郵船（9101）・商船三井（9104）・川崎汽船（9107）の海運業が同2位。
保険業、卸売業、鉱業も安い。

個別銘柄では、次世代電池開発報道で、ＦＤＫ（6955）/242円（+50円）がストップ高。
台風関連で出動要請が多いとして、ＪＢＲ（2453）/210万円（+30万円）もストップ高。
好業績・好決算で継続買いの、ブイ・テクノロジー（7717）/587000円（+87000円）や、戸上電機（6643）/323円（+54円）なども高い。

半面、ワクチンが国家検定で再試験となった、デンカ生研（4561）/2610円（-500円）はストップ安。
業績下方修正で、ダイヤモンドリース（8593）/4110円（-270円）は大幅安。
同様に、赤字転落の、ピープル（7865）/1018円（-57円）も売られた。



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