本当なら無料で教えちゃいたくないのですが(>_<)
本日のマーケットでは、決算発表を通過した情報・通信セクターの銘柄群に大幅安となるものが散見され、悪役となってしまったように思います。
https://1376partners.com/content_page/13875
4月終盤のAI insideショックに端を発した情報・通信セクターの連鎖安を連想させるイヤなムードの中、個人的には、情報・通信セクター株の「突っ込み買い」はリスクが大きいものと考えます。
しかしながら、あくまで個人的に、かつ、既に過去3年にわたって監視し続けている、「ある銘柄」については例外的に、仮に週明けに、売られる場面があったら断固買い、と考えております。
エムアップHD(3661)です。
こころは自由にROCKに生きろと語る、音楽業界からITへ転身した社長で有名ですね。
事業内容はファンサイト運営とコンテンツ配信が軸ですが、子会社化したEMTGの電子チケット事業も成長ドライバーです。電子チケット事業はコロナの影響を直接受けましたが、今後はコンテンツ配信面でも電子チケット事業面でも、アフターコロナ銘柄、ウィズコロナ銘柄としての再評価が進むものと考えます。株主構成からも窺えるように海外投資家からの評価も高く、保有比率は落としながらも海外大手運用会社や海外政府の直接投資も流入しております。
つい先ほど今期1Q決算が発表されました。
連結経常利益は前年同期比で11.4%増となる3.45億円で、同利益の通期計画13億円に対する進捗率は26.5%と堅調推移を確認できております。
前期は、コロナ禍でライブ・エンターテインメント市場も大打撃を受けた中で、環境変化に対する高い適応力を示し過去最高益を更新しましたが、今期は先行投資を行ってきた電子チケット事業、VR事業の黒字転換が見込まれ、加えて複数の新サービスが立ち上がってくる事が予想されており、業績拡大局面入りすると見て宜しいでしょう。
▼2022年3月期 第1四半期決算短信(2021/8/13)
https://m-upholdings.co.jp/ir_financer/news/pdf/20210813_muphd_.l230gka23s.pdf
プライム市場へ移行するには流動性面に問題があるのではないかという懸念がありましたが、このタイミングでプライム市場上場維持基準に適合している旨も発表しております。
株価にプラスインパクトを与えそうなタイミングでの発表も確信犯的です。笑
▼新市場区分「プライム市場」の選択に関するお知らせ
https://m-upholdings.co.jp/ir_financer/news/pdf/20210813_muphd_l209fkk39s.pdf
チャートをご覧いただければ明白なように、現値の3000円どころは下値抵抗線と目される75日移動平均線、26週移動平均線が走るトレンドラインの下限です。仮にここを下回ったとしても、2800円どころは押し目として機能しましょう。ましてや、業績は依然堅調推移となっている点や、ウィズコロナにも適応済みと考えれば、エントリーポイントとしても魅力的と考える次第です。
「銘柄研究部」というコラムタイトルに恥じない、狙っておいて、狙い続けて、エントリーと利食いを何度となく繰り返して、キャピタルゲインを積み上げていただける事が可能なタイプの、とっておきの銘柄です。
以上、ご参考となりましたら幸いです。
執筆:木村泰章
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