三役好転を達成
理研グループの一角を占めた製薬会社で、整形外科領域、皮膚科領域(関節機能改善剤アルツ、爪白癬治療剤クレナフィン)に強みがある。製薬企業には新薬開発に伴う大規模な研究開発費の投入が多く見られるが、同社の売上高研究開発費比率(前期)は約8.9%。業界では低い水準と言わざるを得ないが、今期は11.9%と業界水準並みになる模様だ。
8/3に発表された1Q決算では、営業益は前年同期比で12.1%の減益で着地。コロナ禍における診療抑制が影響したようだ。通期の営業益予想は前期比5.7%増を想定しているが、1Q時点での進捗率は約23.5%とやや弱含みとなっており今後の業績にやや暗雲が漂う。ただワクチン接種により外出ムードが広がれば診療機会も増加するため、下半期以降の業績改善に期待したい。
株価は25日線をサポートラインにしっかりとした動き。上述の決算発表通過後は強含みを見せており、5日線と25日線のカイ離幅が広がりつつある。5000円の抵抗もそれほど見られず、足元の騰勢が持続すれば心理的節目6000円の突破も優にこなす可能性が高いと思われる。週足の一目均衡表では先週雲を突破したことにより三役好転を達成した。
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