【緊急コラム】インテル3Q決算・4Q見通しはショック
米国で日本時間早朝に世界最大の半導体メーカーであるインテルの3Q決算が発表されました。4Q売上高見通しはコンセンサスをやや上回ったものの、3Qの売上高はコンセンサスを下回っております。
仮に4Q売上高が見通しどおりの着地となれば、売上高は前年に比べ3%減少、粗利益率は6.5ポイント低下、EPS(1株利益)は約40%減少すると試算されております。
同時に会社側は製造技術への投資拡大を理由に、収益性が向こう数年は悪化するとの見通しも示しています。同社が業界リーダーに「復活」する取り組みに伴う「投資フェーズ」としてコスト等を詳しく説明しましたが、投資家を満足させられなかった模様です。
株価は時間外取引で一時50.75ドル(通常取引の終値は56ドル)と9%の下落となっています。
日本の半導体関連株は昨日の下落幅が大きかった為、例えば東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)などは切り返しておりますが、信越化学(4063)はマイナスなどまちまちな動きとなっております。週末という事もあり、現時点では、半導体関連株の値ごろ感からの買いはお控えいただく方が無難と考えます。
執筆:木村泰章
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