NY株安を嫌気して続落　28200-28500円のレンジを想定

【米国株】
　17日のNY株式市場は、オミクロン型の感染拡大や世界的な金融政策の転換を警戒し売りが先行。また、株価指数先物・同オプション・個別株先物・同オプションの清算日にあたる「クアドルプル・ウィッチング」のため、決済に絡む売りが膨らんだことや、税金対策の売りも出てダウは下げ幅を拡大。ファイザーが「新型コロナのパンデミックが2024年まで収束しない」との見解を示したことも売りを誘った。16日には、英イングランド銀行が政策金利の引き上げを決め、ECBや日銀は、コロナ禍に対応した政策の縮小を決定。主要な中央銀行が金融緩和策の縮小の動きをみせ、先行き警戒感から売りが先行した。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　　国内引け　　 ＡＤＲ　　　　対比　　　 騰落率
エーザイ　　　6,974.0　　　6,861.8　　　-112.2　　　-1.61%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株安をを嫌気して続落の展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万８４２５円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万８５４５円と比べ１２０円ほど安い水準。

★新規上場
グローバルセキュリティエキスパート：公開価格：２８００円
ＪＤＳＣ：公開価格：１６８０円
ＨＹＵＧＡ ＰＲＩＭＡＲＹ ＣＡＲＥ：公開価格：２６００円


－【重要指標】－
●日経平均株価 ＰＥＲ：13.74
ＰＢＲ：1.25
配当利回り：2.07

●騰落レシオ（25日）83.22％　
●空売り比率　42.2％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス20.64まで上昇


－【前営業日（12/17）のおさらい】－
●日経平均株価　２万８５４５円６８銭（－５２０円６４銭）

高値２万８９０４円９４銭／安値２万８５０３円０８銭
値上がり４５１／値下がり１６３５／変わらず９８
新高値２３／新安値８９
出来高　１４億４００２万株
売買代金　３兆３８０４億円

●ＴＯＰＩＸ　１９８４.４７（－２８.６１）

●マザーズ指数　９６３.６６（－３７.２１）
　マザーズ売買代金　２１７４億円　

●昨日のストップ高銘柄＝１７日―８銘柄（気配含まず）
アミタＨＤ・ＡＮＡＰ・リアルワールド・コンヴァノ・ＳＩＨＤ
ユニバンス・東ソワール・和心

------------------------------
【今週のタイムテーブル】

21（火）
米 Q3 経常収支

22（水）
欧 12月 消費者信頼感指数速報値
米 Q3 国内総生産(GDP)確報値
米 Q3 国内総生産(GDP)デフレーター確報値
米 Q3 コア個人消費支出(PCE)価格確報値

23（木）
米 11月 中古住宅販売戸数
米 11月 中古住宅販売増減率
米 11月 個人所得(前月比)
米 11月 実質消費支出(前月比)
米 11月 消費支出(前月比)季調値
米 11月 耐久財受注
米 11月 耐久財受注輸送機器除く
米 12月13日週次 新規失業保険申請件数
米 12月6日週次 継続失業保険受給総数

24（金）
米 クリスマス（振替休日）
米 12月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値
米 11月 新築住宅販売戸数
日 11月 全国消費者物価指数(CPI)総合(前年比)
日 11月 新設住宅着工戸数(前年比)