大好きです!農産物直売所
かなりくだけた内容ですが、週末・休日版という事でご了承いただき、お付き合いください。
なんのこっちゃ?、と思われるタイトルかもしれませんが、シメはキッチリ銘柄研究に繋がっていくのでお楽しみに!
個人的に農産物直売所で一番好きなスタイルは、農道にポツンと建てられた簡素な造りの無人直売所です。
お金を置いて、農産物を持って帰る、というタイプの直売所ですね。
なぜか、あまりお得感を感じない価格設定だったりするのもご愛敬。
私は東京都内在住ですが、少なくとも、農産物の調達を兼ねて数か月に1度千葉県へ、水産物の調達を兼ねて年に2度くらいのペースで神奈川県に出掛けます。
水産物を小さな漁港周辺の直売で購入したりしますが、こちらも正直、価格設定にお得感はあまり感じません。
調達場所の「鉄板」は、いきおい、「道の駅」にある直売所というケースが多くなります。
バリエーションも豊富だし、価格設定もなぜか上掲のような小規模直売所よりお得感があるように感じます。
ただ、「道の駅」にも、当然ながら「あたり・はずれ」はあります。
「道の駅」の事業主体は各自治体なので、管轄は国土交通省です。
国土交通省のホームページによりますと、令和3年6月11日までに全国で1,193駅が登録されているとの事ですが、運営自体は民間事業会社や第3セクターに委託されているケースが多く、その運営担当機関の「理念」や「意識」の差で、あたり・はずれの差が出ているような気がします。
地方の活性化の一環として、自治体も、運営事業者も、その理念や意識がきちんとシェアされていれば「あたり」なケースが多く、行政の「おカネ」に頼って、「なんとなく」運営しているだけで、理念も大義名分も意識も感じえないような所は、「はずれ」という印象です。
あくまでも持論ですが、地方の活性化に必要なのは、助成金等の「おカネ」ではなく、
「人を呼び込もう」という「意識」や「知恵」や「アイデア」であるように感じる次第です。
もとい。
友人に、調味料として、砂糖の代替に国産はちみつを大量に消費する人が居まして、彼の調達場所も中規模の直売所が中心。
千葉のとある農産物直売所でバッタリ出くわした際に聞いた話によれば、純国産のはちみつはスーパーで買ってもネット経由で買っても、相場は1キロ5000円程度らしいのですが、これが直売所では2キロで7000円くらいだとの事。
趣味の一環で養蜂をしているような方達に巡り会えると、1キロ2000円台などというケースも珍しくないんだとか。
スーパーで扱われているはちみつは海外産、特に中国産が圧倒的に多く、水分含有量が多くてダメなんだそうです。
私が証券会社に勤務していた事も承知している、その友人、「そういえば、近々、わくわくが上場するらしいよ」との事。
「わくわくがアプリとかでプラットフォームを用意してくれれば、そのうち、家に居ながらにして、国産はちみつを安く生産者から買えるようになるかもな。。。」
「ん?わくわく?」
その場で軽く聞き流して、しばらくの間全く忘れていましたが、今月のIPOラッシュのリストを見て「オッ?」と気が付きました。
「わくわく広場」を運営する、株式会社タカヨシがマザーズに上場するのです。
「地域の食の産直プラットフォーム」ですね。
そのタカヨシ(9259)、公開価格は1560円で、12月24日にマザーズ市場に上場し初値は1700円、終値は1613円でした。
今期は最終利益が前期比マイナスという会社計画ですが、「今期途中に繰延税金資産の全額回収が見込まれる他、資本金の増加により税率が増加する」事が主因であると説明しています。
「食品スーバー」という業態のPERは1ケタ倍台から50倍程度までバラツキがありますが、中央値的には25倍程度と考えられるので、今期予想1株利益は85.88円計画であれば、PER25倍であれば2147円、20倍でも1718円です。
「販売情報提供ツール」(生産者サイドのDX)も用意されているらしく、となると、政府の推し進める「デジタル田園都市構想」にも合致する「DX関連株」と目される日も近いかもしれません。
【本日の参考銘柄】
タカヨシ(9259)
執筆:木村泰章
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