木村、介護付き老人ホームの見学と契約に行く
毎度、身内ネタで恐縮ですが、今年の後半は自身にとって初めての「介護」経験に戸惑いまくりました。
正直、今年の前半までは、自身にとって「介護」は他人事のように認識しておりましたが、
同居(別世帯)している母親のパーキンソン病が日に日に進行してしまい、気付いたら私自身もどっぷり介護生活状態。
生活ペースも大幅な変更を余儀なくされ、「高齢化社会」を実感せざるを得ませんでした。
一番最初に、「介護」を身近な事象として実感し始めたのは、まだ母がそこそこ元気だった今年の夏前に遡ります。
友人宅の訪問のついでに、ドライブと農産物や水産物の調達もかねて、20年以上(多分40年近く)訪れた事が無かった、神奈川県は三浦半島に出掛けました。
https://1376partners.com/blog_kimura?year=2021&month=12&date=25
目的地は、昭和の時代のマリンリゾート地だった「油壷」界隈。
その「過疎」っぷりと共に驚いたのは、「保養所」と並んで「介護施設」の多さ。
比較的新しめの施設は、そのほとんどが介護付きの老人ホームでした。
かの地に10年ほど前に引っ越した友人曰く、三浦半島の三崎周辺は関東地方でも有数の「介護タウン」なんだとか・・。
夏頃から、母は週に3回(現在は週に6回)デイケアサービスに通い始めます。
上場もしている株式会社アスモ(2654)の施設です。
送迎付きでスタッフの方々も非常にフレンドリーで助かります。
母もデイケアサービスを楽しみにしていました。
お迎えは朝の9時40分なのですが、毎朝6時半に自宅を出て会社へ向かう私よりも早く玄関で待っていたり、かと思えば、深夜に帰宅しても玄関で座って待っていたりと、時間感覚が全く無くなった母は、夜中の3時に私を電話で呼びつけたり、明け方5時頃に私を大声で呼びつけたりと、滅茶苦茶・・。
なにより、ちょっと目を離した隙に、1人で家の中で転んだりする事が多くなり、介護付き老人ホームへ入居させる事が急務となってきました。
「要介護」は「2」なのですが、実感的には既に「3」という感じ。
年明け早々の入居を念頭に、急遽、介護付き老人ホームを探し始めたのが12月の始め。
デイケアサービスに通っているアスモには介護付き老人ホームは併設しておらず、母を担当してくださっているケアマネージャーの最初の提案は、埼玉県か群馬県の施設。
理由は、「遠いけど安い」。
都内で介護付き老人ホームを探すと、月額20万円以下は厳しいとの事でした。
西東京の施設を2か所見学し終えたところで、私が自身で調べた同じ区内の施設に「空き」があるとの事で、急遽見学に訪れたところ、設備、介護体制、予算的にも充分満足し即決しました。
運営会社は非上場ですが、全国に180超の有料老人ホーム等を展開しているとの事。
年末年始で身の周りの荷物を持ち込んで、母自身の入所は新年の8日~10日の予定となりました。
自宅から車で20分程度と、まさかの至近距離!
もっと驚いた事は、同施設の周りには、同様の介護施設が既に多数あり、今後も次々と新規オープン予定でした。
自宅から30分とか1時間圏内、同じ区内も、とっくに「介護タウン」だったわけです。
高齢化社会の急速な進展は他人事ではありません。
これもコロナ禍同様、「ニューノーマル」なんだろうと実感・認識した次第です。
関連銘柄は、まだまだ規模的に小さいものの方が、将来的な成長が期待できるだろうという印象ですが、同時に、今後は専業化や協業化が進む段階での「再編」も必至と考えます。
◎参考関連銘柄
・アスモ(2654)
・ケアサービス(2425)
・シダー(2435)
・ケア21(2373)
・ベネッセHD(9783)
・チャーム・ケア・コーポレーション(6062)
・シップヘルスケアHD(3360)
執筆:木村泰章
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