岸田発言で国策テーマの本命が決まったか
大株主の伊藤忠などと共同でスタートアップ投資に近年注力しているマーキュリアホールディングス(7347)はIT技術を活用し既存の枠組みから逸脱を図るような新興企業に特に関心を持っているようだ。昨年8月や10月、12月にはIT(情報技術)や「メタバース」に親和性のあるVR(バーチャルリアリティー)を活用した新興企業への投資に注力している。(※ここでメタバース、AR/VRの違いもさらっと復習しておこう。最下段部参照。)
昨年11月発表の3Q決算では経常益(累計)が約15億円。通期見通しは18億円で、コロナショック前の水準まで戻りつつあることが確認できる。株価は直近まで売られていたが、出来高を伴った押し目買い等により切り返しが見られる。5日移動平均線を支持線とした強含みが見られるものの、大幅調整の影響による悪需給の改善を待ちたい。11/16高値と12/22安値の半値戻しである657円付近まで回復するまでは様子見がよさそうだ。PBRも3Q決算時点での数値を基にするとおよそ0.75倍台(3Q資料と1/4終値から算出。)。
(※)「メタバース」とAR/VRの違い・・・「メタバース」はネット上の仮想"空間"。VRは専用デバイスを用いて仮想空間を感じることができる"手段"。AR(拡張現実)は現実世界にバーチャルコンテンツ等を表示して拡張する"手段"。
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