【メタバース】地合い悪でも底堅い
現実よりもリアルなバーチャル環境で、高度な3D設計、設計後のシームレスなシミュレーションを実現できるCADソフトがウリ。クルマの構造解析で得られたデータを独自のアルゴリズム等により、寿命予測も行うことができ、製品のリコール件数削減に寄与する。またマルチクラウド環境上で仮想マシンにGPUリソースを割り当てることで、仮想空間上でのシミュレーションも可能。「メタバース」「アルゴ」等、様々なテーマを含有している企業だ。
また昨年11月には顧客のDX化を支援する「プロセス改革推進統括部」を新設。「DX化」というテーマもここで意識されてきた。国内の半導体業界向けの工程管理アプリケーションの販売が伸び、直近の中間決算の経常益は約34億円(前年同期比9.5%増)で着地。対会社予想進捗率は53.5%。昨年9月に取得した(ネットとモノがつながる)IoTソリューションは主に製造現場向けだ。
今後の景気回復に伴う、各メーカーの設備投資局面において、独自アルゴを駆使し、Webブラウザのみで運用が可能な同ソリューションの拡販による保守ビジネス拡大に期待したい。最終経常益予想は62.8億円、アナリスト予想は66.7億円と約5億円のカイ離が見られ、市場関係者も同社の業績推移に強気な模様だ。足元の株価は節目3300円付近でもみ合っている。PERも過去に23.9倍台まで付けていたことを考えると足元のPER水準に割高感はあまり感じられない。足元のもみ合い商状から上放れしてきたタイミングを狙うのが一考か。
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