国内株式市況。
　 　
本日の、国内株式市場は、日本が祝日の間、米国株式市場は、変わらずで戻ってきたものの、朝方の、外国証券経由の注文状況が2000万株を超える買い越しだったことを受けて、幅広い銘柄に買いが入り、大幅に反発して取引を終了した。

日経平均株価は、前日比、189.89円高の、13148.57円と、引値では2001年6月22日以来の13000円台を回復。
ＴＯＰＩＸは、前日比、23.69ポイント高の、1352.53ポイントとこの日の高値圏で取引を終了した。

東証一部出来高も、32億6131万株と、今月9日に記録した30億3846万株を上回り過去最高となった。

一方、ＮＴ倍率（日経平均株価をＴＯＰＩＸで割ったもの）は、9.72倍と5月12日以来の水準まで低下、ハイテクの比率の高い日経平均より、内需の比率の高いＴＯＰＩＸの方が買われている。
今年、ＮＴ倍率が、9.70倍を下回ったのは、5月9日の9.69倍・1日だけで、その後は反転している。

業種別指数は、33業種全て上昇。
三井住友海上（8752）・損保ＪＰＮ（8755）・ミレアＨＤ（8766）の保険業が値上がり率1位。
住友鉱（5713）・同和鉱（5714）・三菱電線（5804）の非鉄金属が同2位。
帝石（1601）・国際石油（1604）・石油資源（1662）の鉱業が同3位。
銀行業、海運業、パルプ・紙も高い。

個別銘柄では、出遅れ感から三菱グループの企業が買われた。
三菱製紙（3864）/211円（+50円）がストップ高。
三菱化工機（6331）/338円（+67円）、三菱電線（5804）/231円（+41円）が大幅に上昇した他、三菱自（7211）/239円（+30円）は3億8313万株と出来高トップ。
他では、「週刊ポスト」に取り上げられた銘柄が高い。
日精樹脂（6293）/1045円（+100円）と、ソフマップ（2690）/571円（+80円）がストップ高。
本多通信（6826）/770円（+25円）、日本ユニシス（8056）/1093円（+28円）、日本上下水道（2325）/163000円（+2000円）も上昇。

半面、マザーズ指数/1922.25（-11.52）、ヘラクレス指数/3094.85（-29.22）と新興市場の銘柄が安い。



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