【全体相場】

本日配信「まんもす藤井。の銭話物語」を覗くべし


【マザーズ総合指数が一時プラス転換】

下げ止まりのシグナルとなるか？

マザーズ市場時価総額上位銘柄に買戻しの動き？

本日、地政学リスクの高まりにより、相場全体が軟調に推移する中、マザーズ総合指数が一時プラス転換する動きを見せた。

なぜこのタイミングで時価総額の大きい銘柄が上昇したのか？

地政学リスクの後退を先取りした買い？

これは推測になるが

某機関投資家が米国長期金利の低下をトリガーにして買戻しによる利益確定を行ったものと推測する。

【フリー（4478）の空売りポジション推移】

2/02　28万株　　終値4930円
2/07　26万株　　終値4330円
2/22　？？？　　終値3455円

単純に2/2の終値と本日の終値で計算した場合、短期間で約29％の利益を上げていることになる。

マザーズ総合指数の下げ止まりシグナルになるかは不明であるが、十分な利幅が出たことと、米国長期金利が1.8％台に低下したことで、いったんポジションを縮小した可能性がある。

時価総額の大きい銘柄が下げ止まりを見せれば、指数も下げ止まりを見せる可能性があり、地政学リスクによる下落要因は残るものの、堅調な業績推移が確認できている銘柄に関しては、そろそろ買い目線で準備しておく必要がありそうだ。


【気になる指標】

・バルチック海運指数
＠2045p　+4.12％

【海運株追跡開始】

・日本郵船（9101）
終値9780円　-4.02％
21/9/27高値11300円

・商船三井（9104）
終値8780円　-4.15％
21/9/27高値10060円

・川崎汽船（9107）
終値7090円　-6.96％
21/9/27高値8770円

バルチック上昇につき短期的には、買い目線が吉とみる。（オーバーナイトは禁物）
波乱は３月のSQ前か？※SQ＝3/11

【大型株のご機嫌チェック】

・フリー（4478）　　　　　　　　　ご機嫌
・東京エレクトロン（8035）　　　　不機嫌
・ファーストリテイリング（9983）　ご機嫌ななめ

執筆：Ｗ