バリュー(割安)株優位が崩れる?
今回紹介する銘柄はやや割高感が意識されるものの、チャート形状が良好な小松マテーレ(3580)を紹介しよう。同社は「技術を売る」という信念をもつ合成繊維精錬企業。独自の技術を活かした繊維製品を展開。クルマの安全性が格段に飛躍した将来を見据えモビリティメーカーと共同でボデー等の開発も予定しているなど事業領域に限りがない。
今期3Q営業利益(累計)は約5%の増益となった。欧州を中心としたファッション需要の回復が主に寄与している模様だ。今後は主力の中東民族衣装の回復が見込めることから、前期並みのセグメント実績まで戻れば会社予想を数億円程度上回る試算(他セグメントは考慮せず)。PERはコロナショック時の水準から2倍程度上昇しており、割高感が指摘されてもおかしくないものの、株価は25日移動平均線をサポートに上昇基調。直近の日足ローソク足は上ヒゲが伸びているため、売り物が一巡するまでは様子見が無難だろう。
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