2年ぶりの・・・
オフィスビルの三鬼商事によると、2022年2月の東京地区オフィスビルの平均空室率は6.41%とひさしぶりに前月比プラスに転じた。2月は大型空室の募集が開始する時期と重なることが多く、また新型コロナウイルスの感染を考慮し一面積あたりの人口減が引き続き影響しているものとみられる。このような状況の中では、一層空調や気流環境の改善が求められよう。同社はこのような気流改善だけでなく、排水処理システムまで手がけており、衛生・環境意識向上下では注目が集まりやすい。
ただ、世界的には依然として不透明な状況が続いたことから、製造業を中心に工場(事業所)等の設備投資が減少し、今期3Q決算時点における受注高は前年同期比で微増となった。海外における案件が今期はおもに受注高をけん引しているようだが、前期の東南アジアにおける大型案件を考慮してもプラス増を維持しており、世界的な設備投資基調はやや持ち直してきたか。商業地で需要が急増し、公示地価が2年ぶりに上昇したことを受けて、今後は幅広い地域の商業需要の高まりにつれて、空調設備の引き合いも強まってこよう。
直近の株価は、心理的な節目である3200円付近で何度か上値を抑えられているが、下値は底堅い印象。日柄調整により売り物が消化してくれば、節目3400円にむけて軽快なステップを見せてくれよう。「3200円付近でなぜ何度も・・・」と思っていたが、週足の52週線が付近に位置していた。中長期的なチャートでも移動平均線がかなり意識されやすい状況とみられるため、短期的な投資スタンスよりは、中長期的な投資妙味があるものとみられる。
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