【東証1.5部】:想定どおりに中小型株ほど強い
今週、社内で話題となっていたのが(でも無いか・・苦)、私が勝手に「命名」した「東証1.5部」的な、中小型株の相対的な強さ。
来週からは市場再編により「東証1部」という名称も無くなるので、あくまでも「イメージ」的な表現である「東証1.5部」という表現も、何卒ご勘弁ください。
主力級と目される、ソニー(6758)、ファナック(6954)、コマツ(6301)等の頭の重さについては、既に度々ご指摘申し上げてきました。
ウクライナ危機の影響からの資源高が招く原材料価格の高騰や、コロナ感染拡大の負の遺産としての残っているサプライチェーンの滞り、これらの直接的な影響を受けやすいのは、グローバル展開を行っている日本を代表する主力級の製造業と考え、しばらくの間、中小型株こそ、内需に軸がある企業こそ、非製造業ほど、主力級大型株との比較で「優勢」と見る旨を、ご紹介してきたつもりです。
一方で、中小型株優勢の展開は、4月終わりまで続くと考えておりながらも、一昨日、昨日、本日、さらには4月4日の値動きが、それぞれの個別銘柄の「実勢」を「単純」に表したものでは無い可能性についても、会員様各位には、なんとなくでもご認識いただきと存じます。
再投資を含む配当プレイ、3月期末という特殊事情、4月4日からの市場再編、市場再編を見越したインデックスプレイヤーの動き、欧州からと思われる退避マネー流入観測、様々な要因が絡み合ってのここ数日の相場環境では、投資判断、投資行動共に非常に難しく、
「不透明感」や「不確実性=リスク」は増大しているとご認識いただくべきでしょう。
まんもす藤井。によりますと、本日の大引けでは国内のパッシブ(インデックス)プレイヤーから、特定の銘柄に「臨時」リバランス取引が流入したとの事です。
オリックス(8591)は大引けで1600万株超の大商いとなっています。
本来ならパッシブプレイヤーのリバランスは月末の大引けで行われるので、本日の大引けでのリバランスは月曜からの市場再編を見据えた「臨時」措置ですが、、こんなところにも、通常時とは異なる「イレギュラー」な商いが行われている事が窺えましょう。
中小型株の中には、確たる理論的根拠が見いだせない銘柄が突如大幅高を演じているケースも散見されます。
また、そうした銘柄は、マザーズ等の新興企業銘柄群に限らず、東証1部銘柄にも散見されます。
主力級では無いゆえに「東証1.5部」と勝手に分類しましたが、中小型株が相対的に強い傾向はあるとしても、その中には、「非平常時」だからこそ「実勢」とはかけ離れている、言うなれば「ニセモノ」が紛れ込んでいる可能性にもご留意ください。
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個人的に気になっている銘柄
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◆アイティメディア(2148)
◆ライトアップ(6580)
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆コナミHD(9766)[ゲーム・デジタルエンターテインメント]
本日は一時昨年来高値となる8290円を付け、
終値ベースでも8000円をキープ。
ご紹介した3月8日の終値は6600円でした。
ここから上は抵抗がない「青空」状態で、新値追いの展開が続きそうです。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪社長大石のプレミアム特典銘柄(****)≫
怪しい大幅高。
何の前触れもなく・・。
来週が楽しみです。
◆≪木村泰章のゴールドメソッド銘柄(****)≫
これも怪しい大幅高。
出来高もそこそこ伴っています。
一昨日と昨日の値動きは想定どおりながら、
今日の値動きは全くの想定外。
来週が楽しみです。
◆≪木村泰章のゴールドメソッド銘柄(****)≫
これも怪しい。
前場の出来高を後場の出来高が上回って大引け間際が本日の高値でした。
来週が楽しみです。
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