サスメド（4263）
今年1月に新規上場。治療用アプリや医薬品開発の効率化を推進するシステムを展開。
業績面では先行投資による赤字が続いているが、22年6月期第2四半期の経常利益は赤字縮小見通しに上方修正している。不眠症の治療用アプリに関しては既にフェーズⅢの治験で成功しており、販売が開始されれば黒字転換も十分見込めると思われる。チャートは切り返し局面にあり、材料期待で売り物を吸収しながらの上値追いが想定される形となっている。

リックソフト（4429）
豪アトラシアンのプロジェクト管理ツールなどのライセンス販売や導入支援を行う企業。
2月にはアトラシアン製品クラウド移行相談件数の100件突破を発表しているほか、米国子会社がMarketplace Partner Programの再上位ランクであるPlatinum Partnerに昇格してたことも発表。Gold Partnerに昇格してから半年でのスピード昇格となった。直近は特段の材料はないものの、本日前場のチャートは逆行高となり日足200日線を突破。4/14の決算発表に向けて期待買いも入っているようだ。来期見通しが良ければ上値追いとなる可能性があり監視しておきたい。

ワキタ（8125）
土木・建設機械の商社。オフィス賃貸やホテル運営などの不動産事業も展開。
先週末に発表の決算では22年2月期の経常利益が前期比0.0％の56.6億円になったが、23年2月期は前期比8.6％増の61.5億円に伸びる見通しとなった。さらに20億円を上限とした自社株買いも発表。業績面でのインパクトはさほどないものの、本日前場は窓を開けて急伸し、チャートは好形に変化しているため注目。