ミスターマックス・ホールディングス（8203）
九州地盤で総合ディスカウント店をチェーン展開している。
昨日引け後に発表した22年2月期の経常利益は前期比24.4％減の43.4億円になったものの、23年2月期は前期比10.4％増の48億円に伸びる見通し。前期はコロナ特需があっただけに今期減益は想定の範囲内。昨日までは決算前のリスク回避売りが膨らんでいたようだが、本日はその反動が大きくアク抜けの様相。来週も続伸となれば一目均衡の抵抗帯突破でさらに上昇期待が高まると思われる。

アルバイトタイムス（2341）
求人情報サイトを運営。外国人採用支援やIT教育サービスなども展開。
昨日は70万株を上限とする自社株買いの実施を発表。同時に発表した22年2月期決算は黒転着地。23年2月期業績予想は売上高43億4300万円（前期比19.9％増）、最終利益6300万円（前期比61.5％増）を見込む。本日前場は窓を開けての大幅高。業績改善と自社株買いの材料が刺激材料となり、今後は上げ下げを繰り返しながらのジリ高が想定される。

きずなホールディングス（7086）
日本各地で葬儀を施行し、葬儀付帯業務などを手掛ける企業。
昨日引け後に発表の22年5月期第3四半期決算の最終利益は前年同期比87.2％増の4億4000万円に拡大し、通期計画の4億8000万円に対する進捗率は91.7％に到達。広告宣伝を強化するも宣伝費をカバーするほどの件数増加で利益拡大。M&Aの効果も出ているようで着実に成長しているグロース株である。本日前場は大きく続伸。遅かれ早かれ上値の重い2400～2600円の通過が期待される。