皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

土曜日の「木村の座談会」にご参加いただきました会員様、ありがとうございました。
その際にも、注目の機関投資家動向のひとつとして、オイルマネーの動きをお伝え致しましたし、当コラムでも何度かご紹介済みの「ゲーム3社」が、本日の全体相場が軟調推移となった中で異彩を放つ逆行高となりました。

3％超高となったカプコン（9697）は、4月21日（木）の取引終了後に業績の上方修正が発表されています。
しかしながら、翌日22日（金）の株価の動きは冴えず、終値は小幅安でした。
本日も寄り付きから30分ほどはマイナススタートでしたが、そこからプラスに転じ、後場に入ってからは3000円台を上伸。
VWAP値よりも上の水準に、まとまった買いが次々に流入していた事から、オイルマネーによる「買い増し」を連想させるような展開でした。

コーエーテクモHD（3635）も本日の値動きはカプコンとほぼ同じような展開。
カプコンの分足チャートと似通った株価推移となり、同じ買い手かも？という想像をかき立てるような動きでした。
奇しくもコーエーテクモの決算発表は本日の取引終了後が予定されており、その前に買いを入れるという点が「確信犯」的なように思った次第です。

既に、オイルマネーが継続的な買い増しを行っている事が観測されているネクソン（3659）は、上掲の2銘柄ほどの上昇とはなりませんでしたが、タイミング的には、やはり後場の「入口」での上昇が目立ちました。

加えて、先週金曜日の当コラムで「違和感ありまくりの安値」とご紹介したスクウェア・エニックス・HD（9684）も、後場から上掲3銘柄に連れ高した印象です。

情報・通信関連、中でもゲーム関連銘柄群はメタバースとの絡みもあり、オイルマネーの流入という支援材料は別にしても、今後とも引き続き堅調な動きが続くものと推察します。

今後も、ゲーム関連銘柄群の株価推移、さらにはオイルマネー等機関投資家の動向を窺い知れる大量保有報告状況からは目が離せません。


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個人的に気になっている銘柄
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◆ミクシィ（2121）
◆ガンホー・オンライン・エンターテイメント（3765）
ゲーム関連が怪しいぞとなれば、
個人投資家にもお馴染みのこの2銘柄も当然気になりますね。

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　私のコラムで紹介した銘柄
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◆セガサミーHD（6460）[エンターテイメントコンテンツ]
上掲のゲーム関連とは毛色が違い、
同社に着目している理由は別テーマですが、
大枠ではコレも当然ながらゲーム関連ですね。
全体相場の軟調推移を受けて25日移動平均線を下回っていますが、
本日の終値は小幅プラスでした。

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　単発スポット銘柄の見解　
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◆≪緊急即日公開銘柄2022[第5弾]（****）≫
申し上げるまでもなくゲーム関連です。
終値は小幅安でしたが比較的堅調な展開だったように思います。
●●●円の値固めが進めば、〇〇〇円台への回帰にさほど時間は要さない印象です。



執筆：木村泰章