4月3週の投資主体別動向からも海外投資家の日本株買いを観測
「今日の日本の株式市場は連休の谷間で市場参加者が少ないだろう。NY市場の大幅下落の影響で日本の株式市場も大きく下落するだろう」
・・と思われた本日の株式市場は、方向感は定まらない印象だったものの、大半の予想とは異なる展開となり、日経平均は小幅な反落とそこそこ底堅い動きとなりました。
主力どころ中心にインデックス買いが流入していたのだろうと推察している一方、中小型成長株には下落するものも多かった印象です。
最も驚いたのは売買代金の多さです。
4月最終週の売買代金(プライム市場)の推移は、25日⇒28日の間に、1.58兆円⇒1.67兆円⇒2.54兆円⇒2.23兆円と概ね増加傾向にありましたが、本日も2.95兆円と、「連休の谷間で市場参加者が少ないだろう」という予想に反した結果となりました。
売買代金上位銘柄で目を引いたのは任天堂(7974)の連続安。
8取引日連続安で75日移動平均線割れと冴えませんでした。
一方、メルカリ(4385)の売買代金は535億円超と、2018年6月の上場以降でもトップクラスの売買代金を記録しています。
ようやく株価が底打ちとなるのか注目したいところです。
さて、4月3週の投資主体別動向からも海外投資家の日本株買いを観測できます。
ポイントは下記2点です。
◎海外投資家は昨年10月以降で初めて4週連続の買い越し。
◎一方で、投資信託は昨年10月以降で初めて6週連続の買い越し。
4月30日(土)の当コラムでは、日本株の相対的優位性という点を検証してみました。
https://1376partners.com/blog_kimura?year=2022&month=4&date=30
今後も日本を目指した資金シフトが続きそうな予感がした本日の株式市場でした。
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個人的に気になっている銘柄
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◆日本M&AセンターHD(2127)
決算発表を経て本日は13%安と急落しましたが、
今期も13期連続で過去最高益を更新する見通しです。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆牧野フライス製作所(6135)[工作機械]
決算発表を経て本日は窓を開ける形で急伸。
調整期間が長かっただけに上値余地は大きいと見ます。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪特典クイーン・オブ・ダブルテンバガー銘柄(****)≫
3月に株価底入れとなった後、じわじわと下値が切り上がっていましたが、
その底入れ水準からは既に5割上昇!
今後も穏やかな右肩上がりが続きそうです。
◆≪ゴッド・オブ・テンバガー(****)≫
4月初旬の銘柄公開以来、
上下の値ブレはあるものの、そこそこ堅調な推移が続きます。
将来性を秘めた「穴株」だけに、ガッチリHOLDなさってください。
執筆:木村泰章
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