国内株式市況。
　 　
本日の、国内株式市場は、寄り前の外国証券経由の注文状況が売り越しだったことで、朝方は前日比変わらずの水準で始まった。
その後は、景気回復への期待感が相変わらず強く、ジリ高の展開になった。
売り方の買戻しで、先物が上昇、インデックス買いを誘う場面もあった。
月末にかけて、投信の設定が相次ぐことも需給面での下支えになっているようだ。

日経平均株価は、前日比、125.87円高の、13435.91円と反発。
TOPIXは、前日比、24.77ポイント高の、1401.47ポイントで、終値では、2001年5月8日以来の、1400ポイント台。

業種別指数は、33業種中、32業種が上昇。
新日鉄（5401）・住金（5405）・神戸鋼（5406）・JFE（5411）の鉄鋼が軒並み高で、値上がり率1位。
三菱東京FG(8306）・りそなHD(8308）・三井住友（8318）・みずほ（8411）の銀行業が同2位。
極洋（1301）・ニチロ（1331）・マルハ（1334）の水産・農林業が同3位。
保険業、非鉄金属、輸送用機器も高い。

半面、スカイマーク（9204）・アジア航測（9233）の空運業のみ値下がり。

個別銘柄では、このところ、初値形成後は低迷する銘柄が目立っていたが、昨日上場銘柄には見直し買い。
コスモBIO(3386）/538000円（+132000円）、ノエル（8947）/130万円（+20万円）。
「米・モトローラ向けの携帯電話用ガラスを増産」との報で、石塚硝子（5204）/415円（+62円）が買われた。
大和総研が新規で「レーティング・強気」のカバーを開始した、野田スクリーン（6790）/159000円（+20000円）も高い。

半面、業績下方修正の、ネットマークス（3713）/227000円（-40000円）がストップ安。
短期急騰の反動で、共立（6313）/388円（-44円）や、京樽（8187）/251000円（-50000円）が売られた。



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