ゴールデンクロス銘柄
不動産領域のプラットフォーマー。あらゆるモノがネットにつながるIoTや人工知能(AI)を活用し不動産業界全体のデジタル化を推進しているDX関連企業。DX化が「手段」になっている企業も散見されるが、同社は「タスキDX構想」を掲げ本質的なDX化に挑戦している。
売上は主にDX事業&SaaS事業のストック収入と、IoTマンションの開発・販売を行うReTech事業のフロー収入で構成されている。5月発表の中間決算はReTech事業が伸び全体の売上高は前年同期比57.8%増となった。同時に業績予想を上方修正しているが、フロー収入が伸びていることが主因であり、中長期的に業績を安定させるにはプラットフォームの利用者増によるストック収入の増加が今後欠かせなくなるだろう。
株価は直近、5日線と25日線がゴールデンクロスしており、心理的節目800円を抜けてきた。抵抗線の75日線も突破しつつあり、これが支持線として機能してくれば下値不安は遠のく。また押し目付近で出来高が急増しており、これを意識したリバウンド時に仕込んでみたい。それまでは様子見するのが一考だろう。
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