そろそろインバウンド関連株もチェックしておきませんか?
日本政府観光局は7月20日に22年6月の訪日外客統計推計値を発表しました。
日本では、3月から観光目的以外の新規入国が一定条件下で再開され、6月には外国人観光客向けに添乗員付きパッケージツアーの受入れも再開されましたが、入国制限等の影響もあり、6月数値は、COVID-19の影響前の2019年同月比 95.8%減の120,400人にとどまっています。
一方で10万人を上回ったのは3か月連続です。
続いて、国土交通省観光庁が7月29日に発表した、訪日外国人消費動向調査の2022年4-6月期の全国調査結果(試算値)の概要を見ると、4-6月期の訪日外国人旅行消費額は1,047億円、1人当たり旅行支出は25万7千円と試算されています。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001492535.pdf
これを訪日外客統計と同じく、コロナ禍前の数値と比べてみますと
2019年10-12月期の全国調査結果(確報)の概要によれば、10-12月期における訪日外国人旅行消費額はなんと1兆2,128億円!
訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は17万円でした。
むむっ?
何か違和感がありませんか?
コロナ禍の影響で、訪日外国人のカウント総数が2019年とは異なる為に単純比較は難しいものの、「1人当たり旅行支出」は22年4-6月期の方が遥かに大きくなっています。
はい、ここにも「円安効果」が表れているように思います。
となれば、現在の円安傾向が続き、インバウンドの本格的な再開が実現すれば、経済効果はコロナ前を上回る事が予想されましょう。
「行動制限の無いお盆休み」で、日本各地の観光地が賑わい、交通機関には人が集中した事からも、様々な制限下で鬱積していた「ストレス」が「リベンジ消費」にも向かう可能性が高いように思う次第です。
奇しくも日本の株式市場は、日経平均が28000円から29000円を窺う状況下にあります。
決算発表シーズンを通過して、新たな手掛かりに乏しくなるのなら、インバウンド消費の受け皿となりそうな関連株の戻りを狙って、今のうちから先回り買いをしておくという投資行動は、そこそこ理にかなっているようにも感じます。
下落リスクを回避しながら、中長期保有でアップサイドが狙え、かつ、インバウンドの本格的再開の恩恵を受けそうなセクターは・・・。
ドラッグストア銘柄群はいかがでしょう?
日用品や化粧品や目薬から熱冷ましシートまで、なんでもドラッグストアは、従前から訪日外国人の「爆買いスポット」でした。
値がさ株が多い事が、投資対象としてのハードルを上げていますが、それでもウエルシア(3141) やクリエイトSD(3148)やサンドラッグ(9989)の株価は3000円台です。
業績推移面には懸念事項が少なく、その一方で株価は調整局面の最終段階で、そろりと切り返しに転じ始めたものが多い印象です。
高ROEという銘柄も多いですね。
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コラム内で取り上げた銘柄
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◆ウエルシア(3141)
◆クリエイトSD(3148)
◆サンドラッグ(9989)
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆プロジェクトカンパニー(9246)[DX関連]
昨日のストップ高に続き本日も16%高と急伸!
グロース株の先導役として期待しましょう。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪億男Wのダブルビクトリー銘柄(****)≫
銘柄公開後の高値を更新!
チャートもキレイに右肩上がりが継続中です。
◆≪ゴールドメソッド銘柄【木村の特典銘柄】(****)≫
本日も大幅高!
利食い売りの準備をなさってください。
◆≪ミッション・イン・ダブルテンバガー銘柄(****)≫
20倍候補銘柄、絶賛募集中です!
是非ご検討ください。
執筆:木村泰章
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