米大幅利上げ継続観測を嫌気し続落 28300－28600円のレンジを想定

【米国株】
　22日のNY株式市場は、大幅利上げ継続と景気減速への警戒感から売りが膨らみ大幅続落。前週に複数の連銀幹部が「大幅利上げ継続の必要性」に言及し、利上げペース減速への期待が後退。26日のジャクソンホール会議での米連邦準備理事会パウエル議長の大幅利上げへの警戒感が強まり、米長期金利が一時3.04％を付け景気減速への警戒感から売りが先行した。

【注目ADR】
銘柄名　　　　国内引け　　　ADR　　　　 騰落率
ZHD　　　　　　429.2　　　 419.4　　　　-2.29%
＊米国金利上昇を嫌気か


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、米大幅利上げ継続観測を嫌気し続落と見る。CME日経平均先物の終値は2万8465円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万8794円と比べ330円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.03
　　　　　　　PBR：1.18
　　　　　　　配当利回り：2.40

●騰落レシオ（25日）120.84％：過熱ぎみで見送りムードが台頭
●空売り比率　43.4％：8/2以来の43％超え、本日も上昇を見込む
●日経平均ボラティリティー・インデックス 20.01まで上昇：8/2の21.39を超えると更なる警戒感拡大


－【前営業日（8/22）のおさらい】－
日経平均　28,794.50（-135.83）：薬品株が支えた
TOPIX　　　1,992.59　（-1.93）：日経平均株価に比べ強かった
マザーズ　　 733.26 （-15.08）：米国金利が上昇するとやはり弱い

東証プライム売買代金　2兆1255億円：週末のジャクソンホール会議で様子見で低調
値上がり798／値下がり956／変わらず84
グロース売買代金　1050億円：プライム市場同様に様子見ムードが強く低調


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【今週の重要スケジュール】

23（火）
米 7月 新築住宅販売戸数：23：00（予想57.5万件、大幅な落ち込みには警戒）

24（水）
米 7月 耐久財受注：21：30（予想＋0.8、下落基調に歯止めがかかるか見極め）

25（木）
米 Q2 国内総生産（GDP）改定値：21：30（予想－0.8％、マイナスは織り込み済）
米 ジャクソンホール会議（～27日）：今週最大のイベント

26（金）
米 8月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値：23：00（予測55.3、50キープが重要）