国内株式市況。
　 　
本日の、国内株式市場は、ＣＭＥ日経平均先物が高かったにもかかわらず、寄り前の外国証券経由の注文状況が、3日ぶりの売り越しとなったことや、朝方発表された日銀短観が予想をやや下回る結果となったことで、内需株を中心に利益確定の売りに押され、日経平均株価は、一時、前日比、119.63円安の、13454.67円と13500円を割り込む動きとなった。
その後、先物のショートカバーや、下期入りで再度、鉄鋼株などを買いなおす動きから、徐々に値を戻す展開。

日経平均先物は、前日比、49.02円安の、13525.28円と続落。
ＴＯＰＩＸも、前日比、1.00ポイント安の、1411.28ポイントで取引を終了した。

ただ、「マーケット情報」/「マーケット指標」の、＜国内株式指標＞の、日経平均株価/ＡＳＫ・ＢＩＤ・スプレッドを見ていただければわかるように、14：59には、前日比、10.31円高の13584.61円をつけており、実際は前日とほぼ同水準の引けとなっている。

業種別指数は、33業種中、12業種が上昇。
いすゞ（7202）・トヨタ（7203）の輸送用機器が値上がり率1位。
住金（5405）・ＪＦＥ（5411）の鉄鋼が同2位。
その他サービス、情報・通信業、電気製品もしっかり。

半面、王子製紙（3861）・日本製紙（3893）のパルプ・紙が値下がり率1位。
富士火災（8763）・Ｔ＆ＤＨＤ（8795）の保険業が同2位。
鉱業、水産・農林業、建設業も安い。

個別銘柄では、業績回復と「ウォームビズ関連」で、オーミケンシ（3111）/215円（+25円）が商いを伴い上昇。
業績計画上方修正の、ナカニシ（7716）/12830円（+1990円）も高い。
出来高は少ないのだが、日銀（8301）/73000円（+5000円）が連日のストップ高。

半面、本日、平成電電（非上場）が、民事再生法の適用を申請したことで関連銘柄が安い。
オープンループ（4831）/107000円（-19000円）、ドリームテクノロジー（4840）/43200円（-4000円）。
ウォルマートなどに対する新株発行で希薄化懸念から、西友（8268）/255円（-16円）が売られた。



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