国内株式市況。
　 　
本日の、国内株式市場は、前日の米国株安で、ＣＭＥ日経平均先物が安くかえってきたにもかかわらず、寄り前の外国証券経由の注文状況が、大幅に買い越しだったことで、相殺され、前日終値近辺で始まったが、高値警戒感から利食い売りに押され、日経平均株価は、一時、前日比、82.90円安の、13655.94円まで下落。
その後は、主力銘柄にバスケット買いが入り、前日比、44.76円高の13783.60円とザラバでの年初来高値を更新。
ただ、昼休みの取引で、やや売りが優勢だってことから、再度マイナスに転落して取引を終了した。

日経平均株価は、前日比、48.95円安の、13689.89円。
ＴＯＰＩＸは、前日比、12.16ポイント安の、1409.67ポイントと反落。
日経平均株価は、前日の上げ幅に対し、下げ渋る展開も、ＴＯＰＩＸは、前日の上げ幅を帳消しにし、ＮＴ倍率は引き続き巻き戻す動き。

業種別指数は、33業種中10業種が上昇。
ユニオンＨＤ（7736）・ＨＯＹＡ（7741）の精密機器が値上がり率1位。
ＡＮＡ（9202）・ＪＡＬ（9205）の空運業が同2位。
パルプ・紙、ゴム製品、その他製品もしっかり。

半面、郵船（9101）・商船三井（9104）・川崎汽船（9107）の海運業が値下がり率1位。
ニッセイ同和（8759）・富士火災（8763）の保険業が同2位。
その他金融業、鉱業、不動産業も安い。

個別銘柄では、米国産牛肉の年内輸入再開報道を受け、牛肉関連銘柄が高い。
吉野家（9861）/201000円（+30000円）がストップ高。
ゼンショー（7550）/1905円（+94円）、スターゼン（8043）/396円（+62円）、ＳＦＯＯＤＳ（2292）/1192円（+140円）、あみやき亭（2753）/379000円（+35000円）など軒並み買われた。

半面、業績下方修正の、レイ（4317）/378円（-40円）が安く、68円で1億6000万株の第三者割当を発表した、南野建設（1783）/128円（-12円）が売られた。
増収・増益を発表した、イオンモール（8905）/3990円（-300円）も材料出尽くしから安い。



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