2005-10-6 19:14更新分
本日の、国内株式市場は、高値警戒感から売り場を探していたところに、前日の米国株式が大幅安となったことから、換金売りが出て、大幅に下落した。
米国株安の要因となった、ISM景況指数の内容は、セントメントの悪化と原油価格の上昇によるインフレ懸念で、調整が長引く可能性がある。
また、イスラム教のラマダン入りで、オイルマネーの流入が細るとの観測もあるようだ。
先物市場では、「株式先物買い/債券先物売り」のポジションを閉じる動きも下げを加速させた。
日経平均株価は、前日比、330.38円安の、13359.51円と、4月18日(432.25円安)以来、今年2番目の下げ幅。
TOPIXも、前日比、38.30ポイント安の、1371.37ポイントと、同じく4月18日(41.18ポイント安)以来の下げ幅。
業種別指数は、33業種、全業種が下落。
帝石(1601)・国際石油(1604)の鉱業が値下がり率1位。
昭和シェル(5002)・AOCHD(5017)の石油・石炭製品が同2位。
銀行業、証券・商品先物、海運業も安い。
個別銘柄では、トヨタ(7203)との資本提携が発表された、富士重工(7270)/640円(+100円)がストップ高比例配分で、6801万株9000株の買い物を残した。
同関連銘柄も高く、富士機械(7252)/358円(+79円)、富士ロビン(6021)/396円(+80円)、静岡スバル(7473)/595円(+75円)など。
政府が中央官庁にリナックスの採用を促す方針との報で、リナックス関連も物色された。
ぷらっとホーム(6836)/311000円(+40000円)、ターボリナックス(3777)/351000円(+50000円)、テンアントーニ(3744)/269000円(+35000円)、ジャストシステム(4686)/1819円(+115円)。
半面、公募増資と減配を嫌気し、インボイス(9448)/7900円(-1000円)がストップ安で、199506株の売り残す。
業績の下方修正で債務超過になった、ブロッコリー(2706)/380円(-82円)が大幅安。
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