底堅さを見せる好業績銘柄
企業に対し、電力削減のコンサルなどを行う。電力コスト高騰を背景に、このようなソリューションの需要は今後も増してくるだろう。細かいところでは、真空管電球をLED用に替えたり、大きいものでは、太陽光発電システムを販売したりする。いずれにしても構造的な費用改善効果が見込まれるため、エネルギー価格が一服してもニーズは強いであろう。ちなみに筆者も自宅の真空管をLEDに全て替えた。
直近の決算は1/31発表の3Q決算。会社側による、通期の経常益予想は約27億円。そして、市場予想は35億円と大きなカイ離がある。やはり国内もコストプッシュ型のインフレが企業の電力代を襲ってくることを想定しているのであろうか。同社は上記の通り、細かいところから改善策を探ってくれるため、手軽に利用しやすいだろう。
株価は1/31以降、マド開け急伸。ストップ高を交え2/3には高値2754円をマーク。1/31の引け後に発表された決算が好感された模様だ。急騰後によく見られる反動安も、支持線の25日線で耐えているし、また節目2400円付近での値固めが完了すれば、3000円台が射程圏内に。ボリンジャーバンドでは、2/3時点で+3σを大幅に突破したが、その後の調整で+1σまで低下。過熱感もある程度後退してきたようだ。まずはトレンドが明確になるまで監視しておこう。
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