株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2023-03-14 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

今日は何の日?個人的には区切りの1日でした

2021年3月15日の日経平均の始値は29,804.50円。
本日、2023年3月14日の日経平均の終値は27,222.04円。
この2年間の下落率はおよそ8.7%でした。

2021年3月15日のTOPIXの始値は1958.68。
本日、2023年3月14日のTOPIXの終値は1947.54でした。
こちらは2年間で0.6%の下落とほぼ横ばい。

2021年3月15日のマザーズ指数始値は1196.89。
本日、2023年3月14日のマザーズの終値は738.35で、2年間の下落率は実に38.3%となっています。

もちろん、過去2年の間も、株式相場は上げ下げを繰り返してきましたが、
2年という時間軸だけを「切り取ってみると」、「結果としては」上掲のように各株価指数ともに「下落基調」にあったと言えます。

私木村、あすなろに入社したのが2021年3月15日。
この2年間、なんとか会員様各位の株式投資のお役に立ちたいと思い、日々全力で業務に携わってきたつもりですが、
その間の株式相場の「結果だけを見ると」、相場は会員様各位にとっても、あすなろにとっても「アゲインスト=逆風」であった事は否めないかもしれません。

しかしながら、上掲の「結果」は、あくまでもインデックスという全体像のお話であり、かつ、2年間と時間軸の「切り取り」に過ぎません。
「個別銘柄の動きを場面場面で切り取って見れば」、会員様各位にご納得いただける投資成果をもたらしたものも少なくありませんし、上下にジグザグを繰り返す、方向感が出にくい相場であったからこそ、中長期目線でのお取り組みでありながらも、株価上昇局面での利益確定を優先し、利確後に再エントリーというスタンスこそを基本姿勢として、お取り組みのご助言を続けてまいりました。

先週末からの株価指数の大幅続落も、「数日という短期間で切り取れば」確かに不安視する事もやむなしかもしれませんが、3月の初旬に勢いよく上昇した反動もありましょうし、個別の内部要因では無く海外発の外部要因の影響が大きく、
かつ、中長期目線に立てば、上昇トレンド内の「深めの一過性調整」であるかもしれません。

だからこそ、今は売り買い共に投資行動を控えて、成り行きを様子見し、上下どちらに方向感が示現するのかを、注意深く見守る必要性があるものと考えます。

結構な下落幅が示現しましたので、アク抜け感が早めに台頭する可能性があり、かつ、個別銘柄も底入れから切り返しに転じれば、反動高についても大きく値幅が出る可能性がありましょう。

「休む」、「待つ」、「様子見する」という事も、売り買いだけでなく投資行動の一部である、とご認識いただければ幸いに存じます。



執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆中野冷機(6411)
◆アドバネクス(5998)

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆シーズメン(3083)
当コラムで2月半ばにご紹介した際の株価は700台の後半。
本日は全体相場が全面安となる中にあって、こじっかりな展開でプラス引け。
午前中には一時1371円と年初来高値を更新しました。

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 単発スポット銘柄の見解
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◆≪【創業祭2023】大石&石井のキングメソッド銘柄(****)≫
昨日の値持ちが良かった分、本日の下げがキツくなってしまった印象ですが、終値では意地の●●●円台キープ。
今のところ過度なご心配は無用でしょう。

◆≪木村泰章のザ・カリナンダイヤ銘柄(****)≫
3月初頭の大幅上昇の起点付近まで調整しましたので、一過性の売りをこなして、アク抜けが早いグループと捉えております。

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