国内株式概況

　 　
本日の、国内株式市場は、米国株安を受け、朝方から幅広い銘柄に売りが先行、日経平均株価は、後場寄り直後に、前日比、196.76円安の、13266.98円まで下落した。
ただ、明日のオプションＳＱを控え、権利行使価格の節目である、13500円を意識する動きで、引けにかけて先物主導で上昇、一時、前日比、12.12円高の、13475.86円まで戻す展開となった。

日経平均株価は、前日比、14.50円安の、13449.24円と続落。
ＴＯＰＩＸは、前日比、0.90ポイント高の、1407.79ポイントと、小幅ながら4日続伸。

業種別指数は、33業種中、16業種が上昇。
三菱倉（9301）・三井倉（9302）・住友倉（9303）・渋沢倉（9304）の倉庫・運輸関連が値上がり率1位。
三井不（8801）・三菱地所（8802）・東急不（8815）の不動産業が同2位。
三菱ＵＦＪ（8306）・りそな（8308）・三井住友（8316）の銀行業が同3位。
保険業、陸運業、建設業も高い。

半面、新日鉄（5401）・住金（5405）・神戸鋼（5406）の鉄鋼が値下がり率1位。
新日石（5001）・昭和シェル（5002）・新日鉱（5016）の石油・石炭製品が同2位。
三協立山（3432）・住生活（5938）・不二サッシ（5940）の金属製品が同3位。
非鉄金属、証券・商品先物、海運業も安い。

個別銘柄では、楽天（4755）が株式取得（発行済み株式の15.46％）を発表した、ＴＢＳ（9401）/3730円（+500円）がストップ高。
つれて、朝日放送（9405）/14710円（+1410円）、テレビ東京（9411）/4340円（+250円）も高い。
都心の含み資産関連で、中村屋（2204）/575円（+80円）がストップ高。
1：3の株式分割と業績を上方修正した、ウィズ（7835）/155万円（+20万円）もストップ高。
タワー投資顧問の保有（6.06％）が公表された、ウエスト（1715）/1600円（+200円）もストップ高。

半面、2期ぶりの赤字転落とＭＳＣＢの発行が嫌気され、ＦＶＣ（8462）/132000円（-19000円）が大幅安。
業績を下方修正した、アルバイトＴ（2341）/705円（-100円）、ノース（6732）/40100円（-4000円）は続落。



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