238億円銘柄
トヨタ系のゴム部品・樹脂メーカー。主にクルマの内装品を手掛けると言ってよい。ボデー側に装着されるゴムや、ガラス回りの樹脂、エアバック等、ユーザーの安全に寄与する部品を製造していることから将来性が期待できる。恐らく、EV化・脱炭素化の風潮で、内燃系部品は今後不要になることが想定されるが、クルマの安全に関わる部品はクルマというモビリティが無くなるまで必要であると言えよう。
4/27発表の3Qにおける累計経常利益は約238億円。市場予想の267億円を下回った。恐らく、円安効果が業績水準を押し上げるという市場の予想が外れたものと考えられる。こういったシナリオである場合、経常益は増益であることから、企業の実力そのものは高いと考えられる。中国の需要回復も相まって、本決算こそ市場予想を超えた姿を見てみたい。その場合の株価は急上昇することも期待できるだろう。
直近の株価は3/9に高値2330円のピークを付けた後は、米国銀ショック等で嫌気されたのか急落。節目2100円を割り込むほど売られたものの、好業績バリュー銘柄を物色対象とする投資家にとっては良い押し目と見えたに違いないだろう。その後急反発し3月暫定高値まで戻りそうな動きを演じている。数々の抵抗線も突破したことであるし、ここで上昇一服感が意識される可能性も考慮しておこう。
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