【 本日の相場展望 】 「日本市場は阿鼻叫喚の渦の中」
【6/15】あすなろ相場展望
〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜
前場お疲れ様でした。
平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。その他、銘柄に関する無料相談も受け付けておりますので、ぜひご利用くださいませ。
■ MENU ―――――――――
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┣【1】本日の市況 【New 12:00更新】
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┣【2】本日の市場スケジュール
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┣【3】決算・個別材料情報 【New 10:00更新】
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┣【4】自社株買い
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┣【5】市場変更・株式分割・信用規制 【New 9:00更新】
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┗【6】フォロー強化のお知らせ
■【1】本日の相場展望
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【前場概況】〜16,000円の大台回復まであと一歩!!〜
舛添都知事が辞意を固めるとの速報はご覧になりましたでしょうか?政治資金「公私混同」問題などの責任を取るとのことですが、これで都知事は2代連続で任期半ばでの退任劇となってしまいました。1回の都知事選挙だけでも50億円ほどの予算がかかるとのことですから、かえって税金の無駄遣いなんじゃないかと思うのですが・・・
詳しくは週末の『銘柄アカデミー』で話題を取り上げてありますので、そちらをご覧になってください。関連銘柄掲載してます。(笑)
本日は朝方にドル円が105円台で東京市場に帰ってきたことから売り優勢で始まりましたが、106円台を回復してからは徐々に落ち着きを取り戻してきました。引き続き英国のEU離脱懸念がリスク要因としてくすぶるなか、今晩のFOMCに期待が高まる状況とは言えず、市場の関心は日銀に対する期待の方が上回っています。
高水準で続いていた空売り比率が低下してきていることから、市場イベント前で短期筋のショートカバーが入りやすい地合いと言えます。売られ過ぎていた戻りは限定的ですので、本日底値で拾えた銘柄の売り時は探っておきましょう。また、マザーズ指数が1,000ポイント回復するなど、主要銘柄のミクシィ(2121)が買われていることはポジティブな材料と捉えてよさそうです。
個別株では下記の決算情報にもありますエニグモ(3665)、フォーシーズHD(3726)また、個別材料でメドレックス(4586)、セルシード(7776)などが買われているようです。一方で、大塚製薬との契約終了となったアキュセラは昨日に引き続き大幅安の展開となっているほか、昨日大幅高を演じたインスペック(6656)やHamee(3134)が一転値下がり上位となっております。
【今日の相場見通し】〜リスクを負うのは勇者か愚者か〜
昨日は前日の悪い流れを断ち切れず、日経平均は160円安の15,859円になりました。全市場の値上がり銘柄は358に対し、値下がり銘柄は2,909に達しました。まさに売り方の独壇場といえる日本市場でした。
一方で、米国市場では同様に4日続落となったものの、原油市場の軟調とFOMCを控えた様子見姿勢であることを勘案するとそれほど下落幅は大きくない模様です。欧州市場がEU離脱懸念から株安・ユーロ安となっていることをふまえても米国市場の底堅さが表れているといえます。
現在、世界のマネーは主要国の債券市場に集まっており、日本やドイツで10年債利回りがマイナスへ低下する状況まで買い込まれています。独り勝ちの米国市場においても米10年債利回りは1.6%を割り込む場面があるなど安全資産へ逃避を求める投資家の姿勢が鮮明になっています。
昔から「落ちてきたナイフは拾うな」の格言通り、落ちてきたナイフを無理に受け止めようとすると思わぬ被害を被ることになりますよということですが、現在はまさに買い手不在、みな模様眺めのスタンスを取っている状況です。この環境下では日経平均もジリ安で15,500円を試す展開となりそうですが、目下4/8安値15,471をサポートに踏みとどまるか注目しておきましょう。
世界的なリスク回避の現状を打破するために、今晩のイエレンFRB議長発言、日銀金融政策決定会合がどのようなアナウンスを発信するのか、市場は固唾を飲んで見守っています。
■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
日銀金融政策決定会合(〜6/16)
5月首都圏新規マンション発売(13:00)
5月訪日外客数(16:00)
<海外>
イエレンFRB議長会見(経済見通し)
米5月生産者物価(21:30)
米6月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米5月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】
《本日発表企業》なし
・メガネスーパー(3318)−16年4月期(15年5月〜16年4月)の経常利益は4.21億円で黒字転換、当期純利益も2.6億円で債務超過を解消した。今期経常は66%増、最終は54%増益へ。
・エニグモ(3665)−17年1月期第1四半期(2-4月期)の経常利益は62%増益、四半期純利益も85%増益で着地。
・東建コーポレーション(1766)−16年4月期(15年5月〜16年4月)の連結営業利益は前年同期比39.5%増の131.81億円、最終利益は同38.9%増の86.34億円で着地。今期最終は16.5%増で2期連続最高益、35円増配へ。
・ツルハHD(3391)−16年5月期(15年5月〜16年5月)の連結経常利益は16.6%増の326.23億円着地。今期経常は16%増で24期連続最高益、今期も108円配当継続へ。
・オービス(7827)−16年10月期第2四半期(15年11月〜16年4月)の上期経常利益は124.3%増で5.15億円、現時点で通期計画を超過。
・ハイアス&カンパニー(6192)−16年4月期(15年5月-16年4月)の連結営業利益は前年同期比159.2%増の2.43億円になり2.5倍増、当期純利益は同201.5%増の1.43億円に着地し、3倍増となった。今期は最終利益28.3%増の1.84億円の見通し。
・フォーシーズHD(3726)−16年9月期第2四半期累計(15年10月−16年3月)の連結営業利益は1.32億円で対前年同期比で黒字転換、同じく四半期純利益でも4,000万円の黒字転換で着地。通期では最終利益を1億円の前期比222.6%増を予想。7期ぶり最高益更新へ。
・アルデプロ(8925)−16年7月期第3四半期累計(15年8月−16年4月)の連結営業利益は前年同期比434.7%増の21.03億円、当期純利益は同1361.8%増の15.92億円で通過。今期予想の営業利益を33.8%増、経常利益を25.3%増、当期純利益を21.3%増に上方修正。
・明豊エンタープライズ(8927)−16年7月期第3四半期累計(15年8月−16年4月)の連結営業利益は前年同期比216.9%増の3.6億円、経常利益は同481.9%増の3.24億円で通過。通期の営業利益予想は3.9億円予想となっており、進捗率は92%に達しているため今後上方修正を発表する可能性がありそう。
【個別材料】
・シリコンスタジオ(3907)−6月22日〜24日に開催される『第24回 3D&バーチャルリアリティ展』、および6月29日〜7月1日に開催される『第2回 先端コンテンツ技術展』に出展すると発表。
・UBIC(2158)−同社子会社のRappa(東京都港区)が、ガリバーインターナショナル<7599.T>とインターネット上の自動接客サービスを共同で開発する。これまで人が対応していたガリバーのチャットを使った接客サービスの一部を人工知能(AI)が担えるようにする。9月以降の実用化を目指す。
・メドレックス(4586)−アルツハイマー治療薬「MRX-5DML」について、新規パイプラインとして17年から臨床試験を開始することを決定。また、同社は「ウィズ・ヘルスケア日本2.0投資事業有限責任組合」を割当先とする第三者割当で、無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を総額6億3180万円と新株予約権160個を発行すると発表した。概算で22億1,500万円に相当する。調達資金は臨床試験費用に充てる。
・セルシード(7776)−米エマウスメディカル社と角膜再生上皮シート事業の特許実施許諾契約を締結。今後米国での角膜再生上皮シート開発はエマウスメディカル社が進め、売上高を計上した場合、同社はロイヤルティ収入を受領する。
・ケイアイスター不動産(3465)−株主優待制度を新設。毎年9月30日時点で100株以上500株未満を保有する株主にクオカード1000円分、500株以上の株主に同3000円分を贈呈する。
・アクロディア(3823)−中国大手旅行会社の中国上海支社と業務提携。中国人観光客にECサイトでの物販をはじめ、美容サロンなどの体験型サービスを提供する。
・アキュセラ(4589)−大塚製薬株式会社とのエミクススタト塩酸塩契約および OPA-6566 契約の終了。
・三洋貿易(3176)−株式会社洸陽電機との業務提携を発表。2016年9月期業績には影響なし。2017年9月期に2社共同のバイオマス発電事業による売上高50億円を見込む。
・カプコン(9697)−大ヒットシリーズの最新作『デッドライジング4』を、米国Microsoft Corporationが提供するゲーム機「Xbox One」および「Windows10」向けに、2016年末に全世界で同時発売することを決定したと発表
・アルデプロ(8925)−今期予想の営業利益を33.8%増、経常利益を25.3%増、当期純利益を21.3%増に上方修正。
■【4】自社株買い
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群栄化学工業(4229)−発行済み株式数(自社株を除く)の2.84%にあたる200万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月15日から9月14日まで。
■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
本日はありません。
【株式分割】
・ベクトル(6058)−8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
・エボラブルアジア(6191)−7月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
【信用規制解除】
本日はありません。
【信用規制銘柄】
オンコリスバイオファーマ(4588)、日本ラッド(4736)、カーディナル(7855)、アドウェイズ(2489)、セレス(3696)、sMedio(3913)、構造計画研究所(4748)、DMP(3652)、ハビックス(3895)、アライドアーキテクツ(6081)、ミナトHD(6862)
■【6】フォロー強化のお知らせ
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当顧問は情報提供フォローにつきまして、これまで以上に手厚くさせていただきたいと考えております。
ご希望される方はぜひとも保有銘柄の『購入株数』と『取得単価』、『信用取引の有無』を教えていただけませんか?
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