NY株高を好感して続伸 27700-28000円レンジを想定

【米国株】
　30日のNY株式市場は金融不安の後退で続伸。バイデン米大統領が「前政権時に緩和した銀行規制の復活」を当局に要請し、規制強化への警戒感から金融株が軟調に推移。また、米連邦準備理事会がインフレ指標として注目する米個人消費支出価格指数の発表を翌日に控え、買い一巡後は伸び悩む格好となった。米10-12月期のGDP（国内総生産）確定値は年率換算で前期比2.6%増と市場予想平均の同2.7%増に届かなかった。

【注目ADR】
銘柄名　　　　　国内引け　　　 ADR　　　　　騰落率
ソフトバンクG　　5,084　　　 5,185.8　　　　+2.00%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、NY株高を好感して続伸の展開と見る。CME日経平均先物の終値は2万7940円、昨日の東京市場の日経平均終値2万7782円と比べ160円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価PER：13.09
　　　　　　　PBR：1.17
　　　　　　　配当利回り：2.32

●騰落レシオ（25日）112.07％
●空売り比率　45.9％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　16.79迄低下：リスク許容度拡大


－【前営業日（3/30）のおさらい】－
日経平均　27,782.93（-100.85）：実質158円高
TOPIX　　　1,983.32 （-12.16）：実質11P高
マザーズ　　 747.46 （+0.99）：三角保ち合い中

東証プライム売買代金　2兆9681億円：高水準を維持
値上がり517／値下がり1258／変わらず43
グロース売買代金　1742億円：プライムに比べ盛り上がりに欠ける

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【今週の重要スケジュール】

3/31 (金)
米 21:30 2月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比予想5.1％、前回5.4%　上振れはネガティブ）