ChatGPTに次ぐテーマ株
IT人材が不足している。経済産業省の調べによると、2030年にはおよそ45万人のIT人材が必要とされ、かつ不足しているという試算結果が出ている。DX化による効率化で多くの企業の間でIT人材の獲り合いという状況になっていると思われる。同社はフリーランスのIT人材を紹介するビジネスを展開しており、このような時流は大歓迎であろう。「IT人材」というテーマが「メタバース」や「ChatGPT」に続く注目のテーマとなっても不思議ではないと筆者は推察する。
業績面について、次回の決算発表は5月12日の予定。前期に過去最高益を記録したことから、今期は反動で減益となる見込み。ただ、4/25には当初の業績予想の上方修正を行っている。やはりIT人材のニーズが高いというのは事実であると思われ、更に同社のIT人材の稼働率が向上すれば、増益という思惑が膨らむ。当期純利益の減少は投資有価証券による損失によるもの。本業の調子が悪いということでもなさそうだ。
株価は今年の年初から3月下旬まで勢いよく上昇。全体相場安の連れ安で3月末から4月月初にかけては300円ほどの調整を強いられているものの、足元ではリバウンド基調。ゴールデンクロスも示現しており、3月高値の1280円までの全値戻しに現実味が帯びてきたと言えよう。テクニカルではMACDが正の値まで浮上。シグナルとの乖離幅も程よく、今後も好テクニカルの維持が期待できそうだ。
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