ピンチをチャンスに変えられる強い銘柄
農薬原体や医薬中間物、界面活性剤などの製造・販売。
昨日引け後に23年3月期通期業績の上方修正を発表。営業利益を5億円から6億5000万円(前の期比16.1%増)に引き上げた。原燃料価格の上昇が収益を圧迫したにもかかわらず、製品価格への転嫁や経費削減などの施策が功を奏した模様。このようにピンチをチャンスに変えられる企業こそ強い銘柄と言えよう。しかも、株価水準はPER:5倍台、PBR:0.4倍台と依然として割安感が大きい銘柄である。
カンロ(2216)
のど飴やグミを製造販売。
4/28に発表の1Q決算は増収増益と好調で、通期業績を上方修正。配当予想も中間・期末で各18円の年36円から中間20円・期末22円の年42円へ引き上げた。23年3月出荷分からはグミやアメなど約3~13%の値上げを行っており、価格転嫁も済ませている。国内でも人気の「ピュレグミ」は米国市場にも参入する予定とのことで、今後の成長も期待できよう。チャートは上昇トレンド継続が予想される。
ノバシステム(5257)
3月のIPOで、金融業界向けに強い業務用情報処理システムを開発する企業。
4/28に発表の1Q決算は営業利益が1億6600万円となり、上期営業利益予想の1億9100万円(前年同期比41.5%増)に対する進捗率は87%に達した。金融業界向けシステムの受託開発や、受付業務支援システム「アイウェルコ」の販売が拡大し好調のようだ。上場後は株価低迷が続いていたが、上振れ期待の高まりで見直し相場が続くと見る。
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