国内株式概況

　 　
本日の、国内株式市場は、米国株高を受け、朝方は堅調に始まったものの、買い一巡後は、利益確定売りや、来週から本格化する、9月中間決算の発表を控え、様子見ムードが強まった。
東証一部の売買代金も、9月15日以来の2兆円割れとなった。

日経平均株価は、前日比、20.25円安の、13400.29円。
ＴＯＰＩＸは、前日比、4.51ポイント安の、1393.42ポイントで取引を終了した。

一方、ＪＡＳＤＡＱ平均/2182.46（+9.32）、マザーズ指数/1799.08（+1.48）、ヘラクレス指数/2877.94（+5.75）と新興市場はしっかり。

業種別指数は、33業種中、12業種が上昇。
三井倉（9302）・住友倉（9303）・渋沢倉（9304）の倉庫・運輸関連が値上がり率1位。
あいおい（8761）・ミレアＨＤ（8766）・の保険業が同2位。
トヨタ（7203）・ホンダ（7267）・富士重工（7270）の輸送用機器が同3位。
繊維製品、ゴム製品、その他サービスもしっかり。

半面、帝石（1601）・国際石油（1604）の鉱業が値下がり率1位。
三菱ＵＦＪ（8306）・三井トラスト（8309）の銀行業が同2位。
中山鋼（5408）・合同鉄（5410）・東京鉄（5445）の鉄鋼が同3位。
海運業、その他金融業、卸売業も安い。

個別銘柄では、韓国の現代コーポと32インチ液晶テレビの独占輸入販売契約を締結した、ＥＮＪ（3334）/215000円（+30000円）がストップ高。
ゴールドマン証券がレーティングを新規「強気」でカバーした、近鉄エクス（9375）/2410円（+335円）が商いを伴い買われた。
今期黒字転換を発表した、ジャパン（7498）/1457円（+200円）、村上ファンドの株式大量取得が公表された、ダイナシティ（8901）/34000円（+4000円）は、共にストップ高。

半面、業績を下方修正した、アクセス（4700）/61万円（-10万円）、ＲＥＤＵＨＤ（3606）/1208円（-200円）は、共にストップ安。
11月15日に、東証上場廃止が決定した、ノース（6732）/32100円（-4000円）はストップ安比例配分。



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