出遅れ半導体関連銘柄
出遅れ半導体関連銘柄として注目。多くの関連銘柄が株高となるなか、同社株は調整が続き値ごろ感が出てきた。携帯情報端末向け部品で有名で、このカテゴリーは世界的な景気減速で需要が減少しているものの、端末そのものの利便性は日々向上しており、いずれ需要は回復すると読む。株価面・指標面に割安感が台頭してきた同社株に資金がいずれ流入しても不思議ではないだろう。執筆時のPBRは0.4倍台、EV/EBITDA倍率はマイナス。
バーゲンセールの対象と言ってもおかしくはないほどの水準ではあるが、今期の営業利益(会社側予想)は前期の3.2倍に拡大する見通し。全盛期と比較すれば利益水準は大幅に落ち込んでいるが、中国向けの半導体集積回路の需要が復調すれば以前の利益水準まで戻ることも可能と読む。全盛期(2015年3月期)の1株当たり当期純利益は445.3円、今期予想は29.2円。当時のレベルまで業績が回復するとすれば、理論上の株価は単純計算ではテンバガー以上。
これらを踏まえ夢のある銘柄と思う。中国向け需要が戻ればの話ではあるが。株価は4/4の高値1980円をピークに調整。5/10発表の本決算も売り材料になったようだ。そして多くの半導体関連銘柄が春を謳歌(おうか)するなか、同社株は調整を強いられていた状況であり、挽回の機をうかがう姿勢に変わりはないと見る。節目1750円付近での反発が持続的な動きに変わってきたタイミングでインするのも一考だろう。
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