【米国株】
世界的な金融引き締めの警戒感が拡がる中、東京市場同様に目新しい材料に乏しい展開。ハイテク株の一部が売られる一方、景気敏感株が買い直される等の動きはあった。NYダウは-12.72ドルの33714.71ドルと小幅安ながら6日続落、ナスダック総合指数は-156.738pの13335.778pと続落となった。


【★日経平均見通し★】
本日の東京市場も手掛かり材料難から朝方はもみ合いの展開からスタートすると思われるが、昨日は膠着状態の中、売り仕掛けにも押し目買いが対処したように、先週末の雪崩的な下落は見られなかっただけに下値は限定的か。


－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.03倍（先進国平均：約18倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.35倍（先進国平均：約2.8倍）動きなし
　　　　配当利回り： 1.97％　動きなし

●騰落レシオ（25日）99.19％（膠着相場入りか）120％以上になると過熱感が意識される
●空売り比率：42.8％（材料難でポジションを傾けにくい状況）
●日経平均ボラティリティー・インデックス：20.98（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（6/26）のおさらい】－
先週末の欧米株安を背景に朝方は一時400円近く下げたものの、その後は押し目買いが入った事で持ち直し、この日は先週末の終値水準を挟んで推移した。大引けも-82.73円の32698.81円となり小幅安で３日続落、売買代金も3兆2000円と最近の中では低調だった。

日経平均　32,698.81 （-82.73）※25日移動平均線（執筆時：32,2793.66円）が目先の下値として意識されそうだ。
TOPIX　　　2,260.17 （-4.56）
マザーズ　　 811.30 （-18.99） ※今週はIPO取り組み資金捻出で上値の重い展開か・・

東証プライム売買代金：3兆2603億円（日本株活況に陰りが・・3兆円割れは海外投資家手控えシグナルか？）
値上がり632／値下がり1134／変わらず68
グロース売買代金：2064億円

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【今週の重要スケジュール】

※2023年IPO銘柄の初値公開価格割れは名古屋上場の1社のみ。
当選すればほぼ儲かるってことか・・・？！

6/27(火)
IPO：GSI（5579）、エリッツHD（5533）、クオリプス（4894）

6/28(水)
IPO：プロディライト（5580）、ノイルイミューン・バイオテック（4893）

6/29(木)
IPO：W TOKYO（9159）
米新規失業保険申請件数（前回26.4万件）

6/30(金)
IPO:レバレーゼ（9160）、ジーデップ・アドバンス（5885）、クラダシ（5884）
5月失業率（8:30）
5月有効求人倍率（8:30）
6月都区部消費者物価指数（8:30）