株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2023-07-10 08:40:00

本日の相場予測

【7/10】本日の相場予測

【米国株】
注目された6月の米雇用統計(非農業部門雇用者数)は前月比20.9万人増(予想・24万人)と市場予想を下回り、また4.5月の速報値が下方修正されたが、FRBによる金融引き締め継続は変わらないと市場は判断したようで、小幅続落で始まった。休場明けの2日間で約-500ドル下げている事でリバウンド期待もあってか方向性を捉えにくい展開の中一時34000ドルまで反転したものの、その後は週末を控えたポジション調整の売りが重しとなり、取引終了にかけて急落、NYダウは-187.38ドルの33734.88ドル、ナスダック総合指数も-18.327pの13660.716pと共に3日続落した。


【★日経平均見通し★】
先週は世界的なインフレによる利上げ継続懸念が足元の下げ相場の材料となっており、東京市場に関してはこれらに伴いETFの分配金の捻出の売り圧力も懸念材料となっていたものの、本日(10日)はETFの決算の追加によりやや不安材料は払拭されつつあるため、自律反発に期待したい。週末に142円台前半まで一気に円高が進み、日経平均は先週末の7日に25日移動平均線32950円を割り込んだ事で、ここが上値抵抗線とみられるが、早々にこの水準を回復できれば、足元で膨らみつつある空売りの踏み上げが入る可能性あり。下値は6月27日に付けた直近安値32300円辺りを意識した動きになるとみられる。

-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:14.99倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
        PBR: 1.35倍(先進国平均:約2.8倍)
    配当利回り: 1.98% 

●騰落レシオ(25日)105.56% 冷めましたね・・・買い向かう準備を(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:45.3%→46.0%(踏み上げも念頭に・・)
●日経平均ボラティリティー・インデックス:20.26(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)


-【前営業日(7/7)のおさらい】-
米国市場安につられて東京市場も-300円超と大幅安で寄付き、6月27日の直近の安値(32306円)が抵抗線となって下げ渋り、一時は寄付近辺まで戻した。しかし今当日夜に控えている6月の米雇用統計やETFの分配金捻出の売りが警戒されて引け間際にかけて売り込まれ、-384.60円の32388.42円と4日続落となった。


日経平均 32,388.42 (-384.60)
TOPIX   2,254.90 (-22.18)
マザーズ   787.27 (+1.40)

東証プライム売買代金:3兆8131億円
値上がり456/値下がり1312/変わらず67
グロース売買代金:2365億円→1666億円(夏枯れか・・)

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【今週の重要スケジュール】

7/10(月)
6月景気ウォッチャー調査(14:00)
中国6月生産者物価指数(10:30)※中国景気下振れが日本株の重しになる可能性あり
中国6月消費者物価指数(10:30)

7/11(火)
6月工作機械受注(15:00)

7/12(水)
6月企業物価指数(8:50)
5月機械受注(8:50)
米6月消費者物価指数(21:30)

7/13(木)
注目決算:ファーストリテイリング※指数寄与度大

7/14(金)
スモールSQ
G20財務相・中央銀行総裁会議(インド、~7/18)

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