【米国株】
NYダウは3日続伸。キャタピラーの好決算発表を受けて上昇したNY市場だったが、6月のISM製造業景況感指数（PMI）が46.4（市場予想46.9）と下回った事や長期金利の上昇が重しとなり、NYダウは71.15ドル高の35,630.68ドルと連日で高値を更新した一方、ナスダック総合指数は長期金利の上昇から、62.111p安の14,283.913pと3営業日ぶりに反落した。


【★日経平均見通し★】
NYダウの3日続伸もナスダックは反落して終わった事で東京市場は軟調に展開すると思われるが、海外市場で143円台に突入した為替を背景に輸出関連株が指数を押し上げる展開もありそうだ。また、昨日好決算を発表したトヨタ自動車（7203）が上昇来高値更新となれば、こちらも全体相場の追い風になる可能性もあり。


－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：15.45倍（先進国平均：約18倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.37倍（先進国平均：約2.9倍）
　　　　配当利回り： 1.94％　

●騰落レシオ（25日）110.46％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：37.9％　※日経平均が年初来高値に接近したことで売り目線減少
●日経平均ボラティリティー・インデックス：18.03（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（8/1）のおさらい】－
日経平均は連日の大幅高！
この日も米国市場高と円安に支えられ朝方から買い優勢の展開。やや伸び悩む場面もみられたが、トヨタ自（7203）の好決算が発表されると大引けにかけて一段高となり、33,500円目前まで買い進まれた。日経平均株価は304.36円高の33,476.58円とこの日の高値圏で終わり、TOPIXはこの日もバブル後の高値となった。

日経平均　 　33,476.58 （+304.36）
TOPIX　　　 2,337.36 （+14.80）※バブル後の高値
マザーズ　　 780.62 　（+3.30）

東証プライム売買代金：4兆3076億円
値上がり1064／値下がり710／変わらず61
グロース売買代金：1519億円

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【今週の重要スケジュール】

8/2(水)
日銀金融政策決定会合議事要旨（6/15～16開催分）
米7月ADP全米雇用リポート（21:15）

8/3(木)
英国金融政策発表
米6月製造業受注（23:00）
米7月ISM非製造業景気指数（23:00）
注目決算：三菱商事（8058）、住友商事（8053）、任天堂（7974）

8/4(金)
米7月雇用統計（21:30）
注目決算：丸紅（8002）、伊藤忠商事（8001）、三菱重工業（7011）