IMAGICA GROUP（6879）
映像コンテンツや映像制作技術サービス事業を展開。
昨日発表の1Q決算は、売上高が前年同期比19.8％増の237億9700万円、経常利益は同28.8％増の3億9400万円と増収増益で着地。中には苦戦している事業もあるが、国内外でデジタルシネマ向けサービスが堅調のようだ。前場は200日線を突破し、上値の重かった700円も明確に上抜け。新局面を迎えていると見て注目。

アイ・アールジャパンホールディングス（6035）
企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務。
昨日発表の1Q営業利益は前年同期比45％増の8億9600万円で着地。アクティビスト対応PA・FA案件を中心とした大型プロジェクトが増加しているようだ。昨今は東証によるPBR1倍割れ企業に対する改善要請などでグローバルな機関投資家資金の日本株への回帰やアクティビストファンドの活動も活発化しており、同社事業への追い風も吹きつつあると見る。元役員による不正発覚から株価低迷となったが、6/8に安値を付けた後は出直りの動き。

太陽ホールディングス（4626）
プリント配線板の保護膜や半導体実装に用いる絶縁材インキを製造。
昨日ザラ場に発表した1Q決算は前年同期比で減収減益となるも、前期4Qとの比較では売上高と営業利益が増加。中国を中心に需要回復傾向にあるようで、昨日の株価は好反応となった。本日は売り優勢となるも、前場段階では陽線の上部にはらむ形の陰線で買いの勢いはさほど衰えていないと見る。日柄調整の途中と見て押し目は注目しておきたい。