【6/28】相場の宿「動意株まとめ」〜勝ち負け鮮明！〜

本日の相場もお疲れ様でした。

日経平均株価は15,323円14銭（前日比+13円93銭）と続伸。日経平均は10時過ぎに底打ちの動きを見せると、午後にはプラス圏に浮上し底堅い推移で取引を終えております。先日紹介したエリアリンクやソフトフロンが人気を集めるなど、大型株よりも小型株が人気を集める相場展開となりました。年初来安値を更新する銘柄が数多く確認される一方、高値を更新する銘柄も少なくありません。「今強い銘柄」と「今弱い銘柄」を良くチェックする事が、転ばぬ先の杖となるかもしれません。投資を取り巻くルールが変わった前提で、積極的な乗り換えも視野に。



◆本日の「動意株まとめ」

日本エマージェンシーアシスタンス(6063)
医療アシスタンス事業及びライフアシスタンス事業を展開。具体的には海外渡航者に病院手配等を行っている。円高恩恵銘柄としてにわかに注目が高まる。円高を背景に国外旅行者が増加する期待が高まるうえ、円高により海外企業への支払いが減少する可能性が高まり、企業業績の見通しが上振れする可能性も。日足の一目均衡表では抵抗帯が2,200円台で広がっており、まずはその水準を試す展開か。

薬王堂(3385)
医薬品、化粧品、食料品及び日用雑貨等、生活関連商品を扱う小売業を展開しており、東北での出店が中心に展開。今月上旬に発表した月次動向では、5月の既存店売上高が前年同月比で4.2％増となり14カ月連続で前年を上回った事が確認されている。あわせて客数や客単価も増加しており、内需好業績銘柄の見直しが進めば、6月高値4,740円は視野。引き締まった信用貸借も魅力。

エーアンドエーマテリアル(5391)
建設・建材事業、工業製品・エンジニアリング事業における製品製造、販売並びに工事の設計、施工を展開。太平洋セメントグループだが、先週は親会社が3Dプリンターで製作できる新材料を開発したことが材料視されたが、同社にもその恩恵が期待される。今日の高値である82円を抜けてくるようならば、下落トレンドのレジスタンス突破によりトレンド転換の期待が高まる。