【6/29】後場の注目株「循環物色活性化」

前場の取り組みお疲れ様でした。

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それではレポートです。


◆後場の注目株レポート

北川精機（6327)
基盤プレスや新素材プレスなどの産業機械や、合板プレスや合板機械などの建材機械の販売を展開。本日は目立った材料がない中急騰を見せる。2015年初頭の暴騰相場でも確認できるが、値動きの良さには定評のある銘柄である。第三四半期決算では、経常利益は赤字に転落しているが、循環物色の一部が回ってきたか。不二精機（6400）と連想買いが交互した時期もあったが、今日はこちらのみ。足は速い可能性も。

ピックルスコーポレーション(2925)
浅漬・惣菜等の製造、販売及び漬物等の販売が主たる業務。「ご飯がススムシリーズ」や「叙々苑キムチシリーズ」を展開。昨年、「キュウリのキューちゃん」で知られる親会社東海漬物が保有する株式を、公開買い付けで140万株取得し自主性・自立性を獲得。6月更新の四季報には「西を攻める」との文言が踊り、さながら漬物戦国時代に天下取りを目指す東国の雄。第一四半期の決算が好感され本日は急動意を示す。今後はドラッグストでの販売チャンネル拡大を図るなど、継続的な積極姿勢に期待。

セントラル総合開発（3238)
分譲マンション販売が柱だが、賃貸・管理も展開。5月に発表した愛知県地盤の第二地銀。マイナス金利導入による利ザヤ収入の減少懸念や、世界的な金融株下落と言う逆風にもかかわらず、本日年初来高値。信用取引の空売りが増加しており、逆日歩が発生しているが、それだけで突出したこの動きは説明が難しい。3月に入ってから、ローソク足を見るかがり、陽線が目立つ事から、コツコツ買っている投資家の存在が予想される。大量保有報告書腕は目立った変化は見られておらず、思惑が先行しやすい展開。