【米国株】
NYダウ、ナスダックともに大幅高！
この日発表の米購買担当者指数（PMI）が市場予想を下回った事で利上げ懸念が後退し、米長期金利の低下から決算発表を控えているエヌビディアに期待感の買いが入りハイテク株に買い安心を与えた。ダウは184.15ドル高の34,472.98ドルで3日ぶりの反発、ナスダック総合指数も215.160p高の13721.033pと3日続伸となった。


【★日経平均見通し★】
昨日32,000円を回復したことや、日本時間の早朝にエヌビディアが好決算を発表したことで半導体を中心としたハイテク株の動向に期待。本日から開催されるジャクソンホール会議の動向を見極める市場参加者も多いものの、昨日までの売買代金の4日連続3兆円割れの閑散相場からは抜け出しそう。なお、決算発表後のエヌビディアは時間外で大きく上昇しており、今晩の米ナスダックも堅調な動きになると予想する。

－【重要指標】－
●日経平均株価 PER：14.98倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
　　　　　　　 PBR： 1.28倍（先進国平均：約2.9倍）
　　　　配当利回り： 2.02％　

●騰落レシオ（25日）112.23％　過熱感なし（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：41.6％　
●日経平均ボラティリティー・インデックス：18.39（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）


－【前営業日（8/23）のおさらい】－
日経平均は今月15日以来の32,000円台を回復！
前日のNYダウが続落したことで東京市場も小安く推移していたが、売り一巡後は押し目買いから下値を切り上げる展開となった。この日も午後になると日本時間の翌朝にエヌビディアの決算発表を控えていることで積極的な売買は見られず、東証プライム市場の売買代金は2兆5093億円と4ヶ月ぶりの低水準となったが、日経平均株価は153.55円高の32,010.26円となった。

日経平均　 　 32,010.26（+153.55）
TOPIX　　　 2,277.05（+11.34)
マザーズ　　 　 745.83（+10.68）


東証プライム売買代金：2兆5093億円　※先週金曜日から4日連続3兆円割れ
値上がり1410／値下がり354／変わらず70
グロース売買代金：1398億円

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【今週の重要スケジュール】

※米注目決算発表：エヌビディア・5-7月期
売上高135億1,000万ドル（市場予想：110億4,000万ドル）
市場予想を大きく上回り、取引時間外で大きく上昇している。

今週は国内イベント閑散。

8/24（木）
米　耐久財受注（21：30）
米　ジャクソンホール会議：8/24（木）-8/26（土）

8/25（金）
8月都区部消費者物価指数（8:30）
7月全国百貨店売上高（14:30）
パウエルFRB議長講演